昨日の疲れと低気圧のせいか、今日は体がだるい。今日はお風呂に入らなきゃ。

そしてまた悶々とする、、、。

性について語ることは決してヤラシイことではないよ、と言われて久しい。

男性の体というのはこう、女性の体というのはこう、生理、受精のしくみ、

避妊についてとか語ることは大事、と、一般的な男女の概念ですら、

性をおおっぴらに語りにくい土壌があるから、典型的な男性の体を持ちながら、

女性です!なんてのはさらに程遠い世界になる。

このブログでも何度も書いてきたけど、改めて整理します。

生々しいし、「全世界の女性の敵」と書き込まれたように、男性の体があるんなら

お前のどこが女性だよ!と叩かれるのが怖いけど、だからこそ望みの性で

生きることが容易ではないわけで、ありのまま書きます。

外性器だなんだとこだわりすぎだとかなんだとか言われるけど、

みんなそれをつきつめなくても、そもそも自分は本当に男かなんて考えたことも

なかった、という声もあるくらい、みんな自然に受け入れている、そのことが

しんどいわけなので考え込んでしまうわけ。

よく、学校の先生ですら「お前それでも男か?●ん●んついてるんだろうが!」

と言い放っていたが、今なら言い返してやりたい。

男性器があっても女性という人だって世の中にはいるんだということを。

男らしく女らしくといったジェンダー論で腑に落ちる話でもない。

もっとその先、そもそも男性の体を持ってても女性、女性の体を持ってても

男性、性別がない無性だってあるということ。

「性別は男、女の二つ」。教科書がそもそもそこから抜け出せてない限り、

私のような人間は存在しないものとされてるのです。

 

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男性、女性と人はどこで判断するかといえば、スカートはいてるはいてないとか、

それぞれ人によって見るところは違うかもしれないけど、結局、ぶっちゃけ、

オギャーと産まれた瞬間から、股のところを見て、生殖器で男、女と判別されて

それが一生つきまとう。いや、多くの人は付きまとわれてるとは思ってない。

それくらい自然にあるもの。男性器を持って生まれて出生届が出され、

戸籍上男とされ、それに何の疑問もはさむことなく、物心つけば自然に公共の

トイレも男子トイレに行くようになり、大人になり、女性を好きになって

子供をもうける。

このごく当たり前の流れに乗れないのが、私。

 

以前紹介した「科学でわかる男と女になる仕組み」という本にこんなことが

書かれていた。生殖器官というと、いわゆる男性器、女性器と大雑把に

分けがちだけど、実は4つあるといわれている。

その4つとは、外性器、内性器、性腺、第二次性徴。

いわゆる見た目で判別される性器、それが、外性器。

そして、精巣、卵巣に当たるのが、性腺。

それから子宮といった目に見えない部分が内性器。

そして第二次性徴で起こる体の変化、この4つからなる。

つまり、簡単に股を見て性を判別するけど、

まず胎内で性腺、精巣と卵巣が作られ、内性器、外性器が形成される。

生まれた時、男性、女性それぞれの生殖器をもって生まれてくるけど、

まだ未熟で、思春期になって、子供を作ることができる生殖器に発達する。

 

その流れに何らかのことがあって、典型的な男女にならない人が

存在する、というわけ。

 

私は残念ながら、男性の生殖器官が備わって生まれてきた。

そしてさらに残念なことに、第二次性徴もやってきた。

お風呂の何が怖いって、お風呂入るためには裸にならなければならず、

そのたびに生殖器官が嫌でも目に入る。

しかも、清潔さを保つためには洗わねばならず、

そのためには触れなきゃいけない。

どんなに着飾ったところで、まるで化けの皮をはがされるように

現実を突きつけられる。

 

さらにはこの第二次性徴ってやつ。

生殖器の基本デザインだけで、まだ子供を作ることはできない未熟な

生殖器のままのほうが良かった。

生殖器は男性であり、第二次性徴でやってきたのは、生理ではなかった。

男性の現象のほうだった。

考えたくもないが、物理的には男性として、女性とセックスできる体なわけ。

子供好きなんだし、あなたはきっといい親になるでしょうし、

不妊で悩んでる人もいるんだし、わが子をもうけることができる体を

憎むことないでしょ、って言われるけど、そういうことじゃないのよ。

ましてや、男性の性機能のすばらしさ、女性を喜ばせることができるだの、

快感だのなんだの、お前は男のすばらしさをわかってないから自分の体を

否定するんだ、とか、生理のつらさをわからないから女になりたいと

言えるんだとか言いたい放題言われたけど、それも全部違う!違う!

ちがーーーーーーう!と叫びたい。

 

心底女性として生きたい以上、女性ならあるはずの生理がないことへの

罪悪感ははんぱじゃない。

 

どんなに女性!と胸張って、メイクして、着飾っても、生殖器官があり、

本人の意思と関係なくそれは切除手術でもしない限り、存在し、

これまた考えたくもないけど、精子が生産される。

生理がきつい、しんどい、は共感されても、男性の機能がきついと

いったところで、生理痛みたいな苦しみはないでしょ?むしろ快感なんでしょ、

実際、教科書にも「快感を伴う」と書かれていたりする。

生理=しんどい、射精=気持ちいい、

だから、男性器が大きくなる=やらしい、エッチなことを考えてる、

男=やらしい、エッチってな図式が出来上がる。

なので、男性の体がある=それで女性とほざくとはふざけんな!

と叩かれてきたわけ。

男性の体がある以上、どんなに口で女性といっても、

体が男なんだから、女性を襲おうと思ったら襲えるんでしょ、

と言われたときは、本当にその場で死のうか、と思ったくらいしんどかった。

そうとう鬱になり、自分の体を呪い、傷つけた。

 

なので、一番の解決は適合手術で生殖器を切除すること。

あるいはホルモン投与すれば、性機能は衰える。

だけど、あまりにリスクが高く、副作用も考えないといけない。

望みの体にはなるかもしれないけど、今のように元気にリコーダーを

演奏できなくなる可能性が高い。それじゃあもともこもない。

となれば、今の体とうまく付き合うしかないわけよ。

 

男性の生殖器官を持ちながら、基礎体温を測ればバイオリズムがあり、

ブラを買いに走るほどに胸に違和感を感じ、私には男性と女性の体が

混在してる。

幼少期、母は戸惑ったという。

基本デザイン、見た目は男性の生殖器だけど、幼少期でもそれなりに

大きくなる生殖器が未熟で、かといって女性のパーツではない、

でも、成人男性として生きられるかどうか不安になるほどの未熟さ、

それが成人して、ちゃんと第二次性徴もあったけど、パッと見、

わかりづらいところで、男女混在の体。

だから私は、体は男性、心は女性、なのではなく、

男性の体「も」ある女性。

 

性教育といったとき、男性の体はこう、女性の体はこう、

男の子もきちんと女の子の体のこと、生理のことを知ろうとか、

もちろんそれは大事だけど、それだけじゃない、男性の体を持ってても

女性ということの葛藤とか、いわば保健の教科書に書いてることを

覆すような話なので、そんなことを気楽に話せるようになりたいし、

性について話すとき、そんなことも盛り込みたい。

 

男性が持つ精子を女性の体にセックスによって送り込んで女性は妊娠する。

常識とされることだけど、そのように生きられない、リアルに男女両方の

生殖器を持ってる方もいる。世の中の常識から外れている自分に、

妊活という言葉を聞くのすらつらいことがある。

狭い了見だと自分を責めながら、結婚や出産の知らせがつらいこともある。

 

私は果たして着地点を見つけられるんだろうか…