大阪から帰ってすぐだったけど、毎年楽しみにしているエコテクノ。
10月9日、金曜日のこと。西日本最大の環境展示会です。
もうかれこれ10年近く通ってるでしょうか。
これがきっかけでお友達ができて、水俣まで遊びに行ったことも
ありました。一人で活動していると、様々な取り組みは
いい刺激になり、視野を広げてくれました。

だからでしょうか、どちらかといえばビジネスパーソンではなく、
アーティスト的出で立ちの私に見向きもされなかったものが、
名刺交換できるようになりました。
向こうも一応来場者を見定めるわけです。
環境ビジネスとはかけ離れた人のように見えるでしょう。
なので、なんの話にも食らいつく私に驚かれることがよくあります。
今年もけっこう名刺交換できました。

カーボンオフセット。
家庭用ガスボンベで使える発電機。
蓄光案内板。
気象警報伝達装置。
半導体、基盤工場。

どれも私の専門分野ではありません。でも、このすべてで話が
盛り上がり、向こうはよくご存じで、と驚き、名刺交換できました。
専門分野ではないけど、どれも私には身近だったのです。

カーボンオフセット。
これをカードゲームのようにして子供たちに伝える。
これはちょっと環境教育に私も取り入れてみたい。

家庭用ガスボンベで使える発電機。
これには驚きました。鍋などに使うあのガスボンベで
発電機を動かせるわけです。
もちろん、フル稼働はできませんが。
災害時にはどれ程役に立つか。
ガソリンを使う発電機で悲しい事故もありましたし、
もちろん、ガスも気を付けないといけないけど、
ガソリンよりは危険性がだいぶ違います。興味深い。

蓄光案内板。
これもまた災害時に避難経路表示を照らしてくれるもの。
災害時はパニックに陥りがち。
そんなときにしっかり光ってくれる蓄光の案内板は
大きな役目を果たしてくれるでしょう。
持続時間が課題になります。

気象警報伝達装置。
これは工事現場などでいち早く気象警報などを流して
避難を促します。学校をはじめ、様々な場で応用できます。
気象予報士の勉強をしていたこと、市町村合併などで
気象警報をピンポイントで出しにくくなっていることなど
いろいろお話しすると、お詳しくてこちらのほうが
勉強になります、と。

そして、基盤工場。
スマートフォンに埋め込まれてる基盤を虫眼鏡で拝見しました。
なんと緻密なお仕事。半導体とか基盤とか、難しい理系の
こととか知らなくても生活に困らないしという学生さんに
こんな話をしたことがあります。
スマートフォン持ってる?と聞くと、うん!と。
そのスマートフォンにはたくさんの基盤が埋め込まれてて、
そこで働いている人がいるからこそあなたはスマートフォンを
使うことができるのよ、と。
そんな話をしたことがある、と、ブースの方に話すと、
近頃は理科離れもあるので、そんな風にいっていただけると
どれ程ありがたいか、と。

そのほか、バイオマスも間伐材も燃料電池自動車も
どれも私には興味深いし、これらすべてよくわからなくても、
ニュースをこれまで見続けてきたからこそ知ったことで、
興味のあること。ほとんどのブースで話をすることができた。
よくこられてますよね、とか、よくご存じですね、と。

エコテクノはわたしにとって格好の課外授業なのだ。

再来週は産学連携フェアに出没します♪