今日は小倉京町の障害者自立支援ショップ「一丁目の元気」のリニューアルオープンということで、セレモニーが行われ、そのあとのパーティーで45分の時間をいただき、オープニングコンサートでした。

作品であるCDアルバム、ポストカード、手作りの自著の販売コーナーも作っていただきました。障害者の自立支援と言うことで作業所からも来られたりしていて、演奏だけでなく、私のつたない生きざまにもみな頷きながら聞いてくださって嬉しかったです。

選曲にはずいぶん悩みましたが、まずは季節がら、秋のメドレーから。そして、オリジナルは、風に吹かれて、と、光。
聞きごたえがあるかなと、なき王女のためのパヴァーヌ。オーケストラの曲を一人でふきこなすのは至難の技です。
そして、年代的にちょっと懐かしい曲もいれようと、中島みゆきさん。時代も好きだけど、支援を考えたとき、縦の糸はあなた、横の糸は私、と言う歌詞に通じるものを感じて、糸。しめはもちろん情熱大陸。
皆さん驚きと大きな拍手で、リコーダーについてのうんちくにも、へぇーとかほぉーとか、いいリアクションをしてくださって(笑)

販売の方はなかなかで、、、まぁ、なかなかお買い上げって言うのは難しいよね、、、そろそろ片付けようかなと思ってたら、一人のかたが近づいてこられ、なんと、本をお買い上げくださいました。CDアルバムより、本の方がなかなか売れ行きとしては厳しいのですが、自著をお買い求めくださって嬉しかった。

私に両手で握手を求められ、「お世辞でもなんでもなく、ほんとに、心からね、演奏はもちろん、あなたの生き方に感動したんだよ」と。ついこの前、ツィッターできつい言葉を浴びたばかりだけにうるっときそうなほど嬉しかった。

能天気とか体たらくとかものごいとか、いろいろ言われることもあるけど、こうして、この生き方に感動してくださるかたがいらっしゃるうちは、まだまだがんばれる。

リコーダー片手に全国を飛び回る。
リコーダーだけでなく、ほらも吹くのか、
と言われそうだけど、気がつけば、半分近くに迫る、19の都道府県で演奏することがこれまでできた。

私は弱い。それでもこうして自分にできることでどっこい生きてる。
そう言えることは、強がり張るよりもある意味難しく、私は強いことだと思ってる。これからも私らしく、ゆっくりと。