【西武プリンスドーム】 3回戦(ライオンズ3勝0敗0分)
観衆数 26507人 試合時間 3時間36分
 123456789
オリックス030000001481
西武01201010X590

[ 西武 ] 郭俊麟(1勝0敗0S)  
●[ オリックス ] 白仁田(0勝1敗0S)  
セーブ[ 西武 ] 高橋朋(0勝0敗3S)
本塁打 [ オリックス ] 小谷野 1号(2回表2ラン) 、糸井 1号(9回表ソロ)


大型補強でどの評論家も優勝候補に挙げたオリックスに
2試合連続勝利どころか、2試合連続でゼロに封じて迎えた
3戦目。143試合全勝なんてできるわけないんだけど、
ファンたるもの勝つことを願って応援するのは当たり前。
とはいうものの、このままいオリックスが黙ってるとも思えない。

案の定、2回に失点。それでも19イニングにもわたって
ゼロに封じたのは大したもの。
ただこの1点で終わらずに小谷野にホームランを打たれて
今季初めて3点のビハインド。
去年のライオンズだとなかなか跳ね返せない点差です。
マウンドには新入団の郭。
というと往年のファンはつい泰源と言いそうになりますが、
新入団の郭俊麟です。

それでも3失点で抑え、味方の反撃を待ちます。
とられた直後の2回裏、まず3つの四球で満塁にすると、
秋山のタイムリーでまず1点返します。
その後、郭が調子を取り戻してゼロを刻むと、
3回裏、浅村四球、中村ヒットで塁を埋め、メヒアの
タイムリーで1点差とし、木村のタイムリーで
ついに同点に。
早い回で追いつけたのは大きかったですねぇ。
そして去年はせっかく追いついたのにまた失点、
ということがありましたが、やはり今年は違います。
ランナーを出しながらも郭がよく踏ん張ります。
そして5回、森が2ベースを放つと、炭谷がタイムリーで
ついに試合をひっくり返し、郭に勝利投手の権利が
転がりこみます。そしてそのあと岡本、バスケスが
ゼロに抑えます。中継ぎが失点しないのも去年と
違うところ。そして7回には、金子がセーフティバントで
塁に出るとすかさず盗塁、自らチャンスを広げると、
秋山がタイムリーで追加点。
この機動力も、もともとはライオンズに脈々と
受け継がれるライオンズも魅力。
あとは8回増田、9回ともみの勝利の方程式。
ともみは一発を浴びたものの、1点差で抑え、
やりました!

中継映像を流しながら、まわしよみ新聞をしてましたが、
いわゆるパブリックビューイングですが(笑)
3点先制された時は、さすがに3立なんてうまい話しは
ないよね、と映像を見る事が出来ない小心者でしたが、
まさかひっくり返してあのオリックスを3タテ、
去年一度もなしえなかった3タテを開幕でやってのける
とは。10年ぶりの開幕3連勝。
そしてこちらも優勝候補の某福岡チームがこの3連戦
負け越したことで2ゲームに広げました。
カード勝ち越しが最低限の目標でしたが、勝ち越しだと
2勝1敗、次負けるとあっという間に貯金がなくなります。
3連勝で貯金3だと、最悪次のカード負け越してもまだ
貯金、もっと最悪なことに3連敗してもプラマイゼロ。
3連勝スタートは大きいですね。
来週は楽天、そして後半にソフトバンクという強敵
ですから、少しでも楽な形で臨めるように楽天戦でしっかり
貯金をふやしていきたいですね。


1 西武    3   3  0 0   1.000 -  140
2 日ハム    3  2 1 0 .667    1   140
2 ロッテ  3  2 1 0 .667     0   140
4 ソフトバンク  3  1 2 0 .333     1   140
4 楽天  3  1 2 0 .333    0   140
6 オリックス  3  0 3 0 .000    1   140


まだ順位表を出すような試合数ではないのは、
きょうもそうなんだけど、首位がっちりキープ。
2試合目での単独首位なんて意味ないかもしれない
けど、単独首位には変わりない、明け渡さなければ、
このまま優勝だってできる。首位に立つってことが大事
なんだから。

思えば去年の開幕は3連敗スタートでした。
これ以上ないスタート。しかも優勝候補相手に。
改めてあの言葉を思い出します。

下馬評は覆すためにある!