先週の土曜日。4月のレトロFM夕焼けラジオクルーズでした。
1月に番組が始まって4回目。
新年度なので、ちょっとだけリニューアルしました。
いつも、私のお勧めの一曲をエンディングにかけて、
曲をお聞きいただきながら、さようならでしたが、
これだと、曲がかかってる時に、おつかれさまでした~と
次の番組に交替したりして、じっくり曲を聴くと言う感じでは
ありませんでした。
何だかもったいないなあということで、お勧めの曲を
「ちひろセレクション」としてコーナーにしました。
基本、フルコーラスでかけて、曲が終わってからエンディングという
流れに。

http://retrofm.jugem.jp/?eid=526


今回は一人じゃなく、レトロFMの右から読んでも左から読んでも、
上から読んでも下から読んでも、やさかさやちゃんに入って頂いての
かけあい。やっぱり一人しゃべりよりも楽しい。


クルーズライブのコーナーでは、完成した11周年冊子と、
先月、ゆるキャラとコラボした時の話。
生演奏は、新生活のシーズンということで、私のオリジナル「テイクオフ」。

そして気になるニュースをチェックする「ニュースのソムリエ3分チェック」。
3分あればラーメンもできるしニュースもわかる!がコンセプト。
今回は消費税の話を。

そして私の気になっていることを気ままにしゃべる、
「クルーズサロン~気になる最前線」
今回はちょっとまじめな気になる。見えない障害バッジの話。

そして、新コーナー「ちひろセレクション」。
ここでお勧めの一曲。ここではBGMも主役になる。
4月、テレビやラジオも番組が新しくなる。
ドラマの主題歌は、CDショップでも目につくところに置いてあるけど、
たとえばスーパーJチャンネルとか、ニュース番組のテーマやBGMって
取り上げられないですよね…。
それを拾っていくのが私。
Jチャンネルのオープニング、実は、パフュームなどを手掛ける中田ヤスタカ
さんなんですよ。
たとえば、これまで例えに出しましたけど、MISIAというと多くの人が
大ヒットの「Everything」を思い浮かべるかもしれませんが、私にとっては
「陽のあたる場所」。これが朝のニュース番組「おはようグッディ」の
テーマだったので、私にとってはMISIAと聞くと露木茂さんの顔が思い
浮かぶわけです。なので私の音楽プレイヤーの中身はだいぶ変わってます。

宇多田ヒカルが入ってるけど、「オートマチック」でも「トラベリング」でもなく、
TBS報道特集のために書き下ろした「ファイトザブルース」。
山下達郎が入ってるけど、クリスマスのあの曲ではなく、
総力報道!THE NEWSのテーマ、ミューズ。
これに至ってはA面の「僕らの夏の夢」の方が有名ですからね。
その裏面ですから。 笑。
だいぶ変わりものですが、宇多田ヒカルが報道番組のための曲を
作ってたとか、意外と知られてないですよね。

報道番組のテーマに使われた後に有名になった典型は、
ゴスペラーズでしょう。ヒットした時に、ちひろちゃん、
ゴスペラーズなんて知ってるんだぁ、ヒット曲に疎いって言ってるから
知らないのかと思ったとよく言われたものですが、なんのなんの、
私は有名になる前から知ってました。ニュースステーションのテーマ曲に
なってましたがあのときはほとんど知られないほどマイナーでした。

そんな私が今回取り上げたのは、矢野顕子さん。
矢野顕子さんでこの時期と言えば、「春咲小紅」をかけるのが普通でしょう。
そんな中、私が選んだのは最新の「ごはんとおかず」。
お昼の「ワイドスクランブル」のテーマ曲。
しかも福岡では11:30飛び乗りなので10秒も曲がかかりません。
番組自体4月1日からですし、曲も3月26日発売ですから、
「ごはんとおかず」をフルコーラスでかけているのは、大きなラジオ局でも
少ないかもしれませんが、レトロFMでフルコーラス。
ある意味、ぜいたくです 笑

こんな感じで、ものの数秒のBGMでしか使われてないけど、
フルで聞くと実はすごくいい曲なのよ、というのを掘り出していこうと思ってます。




さて、そんな週末、久しぶりにゴルフ中継を見ました。
マスターズ。世界4大メジャー大会の一つです。
私がゴルフを見始めたのは2000年のことです。
私はニュースが好きですから、目覚ましもテレ朝のニュース番組を
ラジカセでセットして、音声だけでも聞いてたんです。
テレ朝は、メジャーの一つ、全米オープンを放送してます。
いつものニュース番組がお休みで、ゴルフ中継で残念だなと思ってたら、
耳馴染みある音楽が流れてる。
それが、天使にラブソングを2の、あのクライマックスで出てくる、
高校生たちがノリノリで歌う「Joyful,joyful」。
それがゴルフ中継で。
タイガーウッズのハイライトシーンのBGMに使われてて、それが
また見事にマッチしてるんですね。
この曲を聴きたいがために全米オープンを見るようになりました。
2000年、場所はペブルビーチゴルフリンクス。
私はそれまでゴルフというと、お金持ちのスポーツ、自然を壊すスポーツ、
年配の人がするスポーツ、静かで退屈なスポーツ、そんなイメージでした。
それを見事にひっくり返されました。

最初に目に飛び込んできたものから衝撃的でした。
断崖絶壁のグリーンに選手が横一列に並んで、海に向かって一斉に
ボールを打っていました。
前年王者のペイン・スチュワートが突然、飛行機事故死、
その死を悼んでのショット。いきなり心揺さぶられました。
池ぽちゃどころか、がけにおとしてしまいそうなほどの難コース。
セントアンドリュースのように、自然の地形に手を加えない、
30ドルでプレーできたり、かきいれどきの日曜にあえてゴルフ場を
クローズして、メジャー大会が開かれるようなコースを一般市民の
公園として開放したり、実は本来は、カジュアルで、
自然と寄り添っているスポーツなんだと知りました。


今回のマスターズ。
タイガーウッズは欠場、ミケルソンは予選落ち。主役のいない大会でした。
なので私も初めはあまり期待してなかったんですが、こんなに感動するとは
思いませんでした。
優勝者も、ババ・ワトソン、2年ぶり2回目ですから
物珍しかったわけでもありません。

だけど、20歳で最年少優勝記録を更新するかもしれない
スピースが彗星のごとく登場。最終日の前半で一時期3打差をつけて
首位に立った時は、記録更新?と思いました。
それがアーメンコーナーでまさかの池。
ドラマってあるんですね…。


ゴルフはペアリングで周りますから、優勝を争う二人がずっと一緒にいて、
コースを歩くわけです。でも闘争心をむき出しにしたり、相手のミスを喜ぶ姿は
みじんもありません。それはパトロン(ギャラリー)も同じです。
野球でも、つい、相手に、空振りして!とか願ってしまったり、
相手のエラーをつい喜んだり、そんな姿はありません。
むしろ、難しいパットが入ると、ライバルであるはずなのに先週のもとに
かけよって手を差し出す。いいプレーを見せられて悔しいとかでなく、
素直に、ナイスプレーに対する敬意をあらわす。

そして優勝を争う最終ペアが最終ホールの、まさに最後、グリーンに向かって
歩く時、観客は一斉に立ち上がって拍手を送る。
それに手を振ってこたえる選手。
選手と観客が一つになる瞬間。
すでにワトソンは未だパットが残ってるから泣かないようにと
下を向いていました。
強靭なショットを見せていた姿からは信じられないほど、
最後のパットを決めた時、すでに顔は涙でくしゃくしゃでした。
しかも、このいいところでワトソンのお子さんがよちよち歩きでパパに
向かっていきます。子供を抱きかかえ、奥さんが駆け寄ると、抱きあって、
これまた信じられないくらい、声をあげて泣いていて、思わずもらい泣き。
ほんのさっきまで恐ろしいくらいの飛距離のショットを飛ばしていた選手が、
おいおいと声をあげて泣いている姿にぐっと来てしまいました。
思わず解説の方も「ババの涙にはこっちまでもらいそうになるんだよね」と。

2年ぶり2回目とはいえ、3日目にスコアを落とし、優勝の目はなくなったかと
言われたワトソンがたった一日で息を吹き返す、その苦しさがあったからこその
2年前の初優勝とは違う涙だったのでしょう。


一見静かななかで淡々とプレーしているようで、たとえば、
どんなにリードしてても、先にパットを決められたら、逆にプレッシャーになって、
そこからスコアを崩したり、全然見当違いの方向に打ってるように見えて、
磁石でも付いてるんじゃないかと思うほど直角にきゅっと曲がって
入ったり、面白いなあと思いました。


ウッズが出ないんじゃ…と初めは興味があまりなかった今年のマスターズ。
それが終わってみれば、ババの涙にもらい泣き。

わたしもちょっとずつちょっとずつがんばろう。