あけましておめでとうございます。
2014年があけたかと思ったらあっという間に仕事はじめですね。

大晦日に1年総括のブログを書いた後に衝撃のニュースがありました。

大瀧詠一さんの訃報。

はっぴいえんど、大瀧詠一さんとしてはもちろん、
ナイアガラトライアングルも懐かしく、今や死語になりつつある、いわゆる
「電リク」でよくリクエスト曲としてかかっていました。

君は天然色、A面に恋をして、しあわせな結末…懐かしい曲ばかり。

A面に恋をしてにいたっては、東貴博さんが小滝詠一として、

「冷麺に恋をして」

こんなパロディが出来るほどの人気でした。

「ビバリー昼ズ」から生まれたってこともありますが、
なかなか憎めません 笑


訃報にショックを受けながらも時間は過ぎて行き、いよいよ年越し。

今年もジルベスターコンサートで年越し。
午前0時の瞬間にぴしゃりと曲が終わるかどうか、毎年ドキドキ。
そして今年は、カウントダウン曲を事前に発表せず、投票によって
決定。演奏する直前に発表されるという初めての試み。

一番票を集めたのは、

ワーグナーの ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲

感動的でした。



明けて元日。
今年は3年ぶりに北九州で過ごすお正月。
小倉城となりの八坂神社に初詣。
14時ごろ行きましたが、その30分後、警備員が出てきて、
入場制限がかかったので、私は絶妙なタイミングでした。
もちろん、着物で行きましたよ。

2日、3日はやっぱり箱根駅伝。
東洋大学が強かったですが、
やっぱり私は大東文化の応援に燃えました!
ライトグリーンのユニフォーム、そして山といえばかつては今井正人、
そして柏原を皆イメージしますが、「山の大東」と言われるほど、
大東大は山に強く、箱根は連覇を2回も達成している名門で、
それに惹かれてなんとなく応援していたのですが、市民記者を
してたときに一緒に韓国に行った知り合いの方が大東大の卒業と
知ってなおさら親しみがわくようになりました。

ここ最近は箱根出場すらかなわなかった大東大。
アンカーを残してあわや繰り上げ、シード権外の12位にまで沈んだのに、
アンカーが粘って、ぎりぎりの10位、なんとかシード権を獲得!!!
やりました!!!!

今年の箱根は23大学も出場したうえに、東洋が強かったですから、
下位との差も開き、そもそも往路でいきなり繰り上げがありました。
山梨のまさかの棄権もありました。
芦ノ湖、8時10分一斉スタートは13チームにものぼり、見た目の順位と
実際の順位が違う大変な復路でした。

特に悲惨だったのは国士館です。
往路戸塚でいきなり繰り上げ、10分以内にゴールできずに復路も
芦ノ湖一斉スタート、そして戸塚で繰り上げ、鶴見でも繰り上げと、
4回繰り上げスタートしたことになります。

ちなみに「繰り上げスタート」と、「繰り上げ一斉スタート」の微妙な違いを
紹介しときます。
たすきわたしの中継所にトップから20分(往路の鶴見、戸塚は10分)
たつと、「繰り上げスタート」。たすきが途切れます。
「繰り上げ一斉スタート」というのは、箱根は二日間戦いますから、
初日のタイム差で順々にスタートしていきます。
そして10分以上タイム差がある場合は、10分後に一斉にスタートが
切られ、10分以上のタイム差はあとで加算されます。
今回、国士舘が首位から18分もの差がありましたから、10分後に
一斉にスタートしても、8分という、見えないタイム差があるわけです。
なので、見た目の順番、通過順は「~番目」、タイム差をきちんと計算した
正式な順位は「~位」ときちんと分けてしゃべります。
なので、10位と、10番目は違うわけです。
混乱せずしゃべっているアナウンサーはすごいなあとそんなところに
感心してしまいます。

さらに、東京箱根間は、東京駅、東京タワー、みなとみらい、湘南の海、
箱根の温泉街など風光明媚なコースです。名所旧跡のうんちくも
織り交ぜながらしゃべる実況も勉強になります。
なので、しゃべりの勉強も兼ねて箱根駅伝は録画保存するんですが、
レコーダーの調子が悪く、往路しか録画できず…。
復路が面白いのにぃ!!!!


さて、復路の3日は1日家でゆったりしてましたが、往路の2日は、
友人と初詣に行くことができました。そのあとティータイムのあと
まあ話が尽きないこと。家まで送ってもらってしばらくずっとしゃべって
ましたが、まだまだ尽きないと言う感じです。
まだ出会って1カ月くらいですが、ありのままの自分で向き合うことの
できる素敵な友人です。

今年、というか、もう来月には誕生日が来て、30代も半ばになって、
アラフォーなどと言われる年で、もう若くもないんだなって思ってしまい
ますが、乙女などと言ってる年ではないのかもしれませんが、
それでも私は乙女に生きて行きたいと思います。
限界は百も承知です。
正直、メイクしてても、「しょせん悪あがきだから諦めろ」と
ささやかれてる気がして、気持ちが折れそうになるのですが、
でも裏を返せば、性転換に踏み切らず、限界を百も承知の上で、
それでも折り合いをつけながら、完全ではなくても、なんとか
女性として生きていけるのであれば、マイノリティに光が差し込む
ような気もするのです。

完全な女性になれなくても、「ちひろさんは女性として扱ってほしい
んだな」ってことさえ伝われば、大きな歩みな気がするのです。

生半可な気持ちではない覚悟の上で女性として生きたいと思っていること。
その覚悟は折にふれ、じっくり書きたいと思っています。

ある意味、普通の女性よりも「女性として」ということに向き合い、
考えているかもしれないね、と言われると、結構嬉しい…。

物理的に母親になれなくても、私はきっと母になる。なりたい。

おみくじで「安産」と出ましたし 笑。
大吉でしたが、病気のところが、

「重くなるけど、信神すれば全快する」

というのがなんだか気になります…汗

だからこそ私は子育てについても語りかけたい。
いつかは寄り添いあって生きるパートナーに出会いたい。

どんなに性別にこだわらないと思っても、トイレ問題など突きつけられる
現実がある。それにいかに折り合いをつけるか。

時に、目が見えなくなることすらあるパニック発作とどう向き合うのか。

バイトすらままならない中で、たとえ人から怠けてると思われようと、
演奏と語りを生業として生きる、これで生きていくと言うことが、
どれだけできるか。
月に2つ3つ演奏や講演があれば、なんとか生きていける。
生きていくことへの挑戦。

語ることにできる事がある。
私はそう信じています。

ほんとに、たいしたこともできない、ふつつかな娘ですが、
今年もどうぞよろしくお願い致します。