今日は午前中、文学館で演奏でした。
五味太郎絵本の時間、最後の絵本お話し会。

実は正直、体調がこのところおかしく満身創痍?!
と言えなくもない状況なのです。
かといっていつものように風邪で寝込むと言う感じではない、
異変なのです。それは次の記事に回すとして、今日の演奏の様子を。


8月10日に10年目に突入し、リコーダー・アース・ブリッジ10周年感謝祭
をスタートさせて、最初の演奏となった今日、
新しいリコーダーの世界を解禁しました。

コンセプトは

「おかげさまで10年。
いのち・語る・奏でる
私にできること。リコーダーにできること。」

2013年8月までの一年間、10周年記念を展開していきます。

最初に演奏したピタゴラスイッチ。
私がこれをよく演奏しているのはご存知かもしれませんが、
これまでのピタゴラスイッチではありません。

オープニングテーマとエンディングテーマをつなげたピタゴラメドレーに。

そして二曲目は「聖者の行進」。
これは今朝ラジオを聞いてて、突然演奏することに決めた曲です。
よくご存じかもしれないこの曲、実はお葬式の曲だったってご存知でした?

あんなに明るい曲なのに?と思うでしょう。
実はこの曲は黒人霊歌で、生きている間は奴隷扱いで
本当にいいことなかったけど、もうそれから解放されたんだ、
だから天国で思いっきり自由を味わってくれ、そんな思いから、
埋葬するまでは厳粛なムードなんだけど、埋葬をすませると、
聖者の行進で陽気に行進するのだそうです。
まさに「聖なる者の行進」です。
陽気な中にも怒り、悲しみがいっぱい込められているのです。

音楽も是非夏休みの自由研究の題材にしてほしいと思います。
先生に、聖者の行進って実はお葬式の曲なんだってと話すと、
びっくりされるかもしれませんね。

工作だけでなく、自分の大好きな曲を何か一曲演奏して新学期に
披露するなんていう夏休みの宿題ももしかしたら楽しいかもね。


そして三曲目、いよいよやってきました。
ジャズピアノならぬジャズリコーダー解禁。

曲は 森田真奈美さんの I am。
報道ステーションのテーマ。
あの忙しい曲をリコーダーソロ、一本で演奏しました。

午後はホスピスでの演奏。
こちらでもジャズリコーダー解禁。
午前中の演奏で指が少し慣れてきた I am。
そして、ムーンライトセレナーデを初めて披露。

本当は紫川の水上ステージにだって立ってみたい。
いろんなイベント、ロビーコンサート、バーでの演奏、いろいろやってみたい。
だけど、以前はっきりといわれたところもありました。

「ピアノやバイオリンなら華があるけど、子供達が吹く楽器じゃ
華がないし、ポスターにしても絵にならない、お客も縦笛じゃ集まらない」

と断られたことがありました。

ピアノやバイオリンにリコーダーが勝てるわけがないという口ぶりでした。
しかも、リコーダーじゃポスターにしても絵にならない、と。

別に張り合うつもりも意味もないですが、それに一人じゃアンサンブルに
叶うわけもないけど、リコーダーはバロック時代、宮廷で奏でられていた
楽器です。リコーダーが劣った楽器では絶対にありません。

確かにリコーダー一人じゃ華がないかもしれませんが、
だけど逆に言えば、ソロでリコーダー演奏をしている人は
東京でリコーダーの演奏をしている人でも、なかなかソロはないそうです。
じゃあ、リコーダーのソリストとしての世界を作ってみよう。
もちろんコラボもあり、アンサンブルもありですが、
ソロのリコーダーも十分コンサートとしてありなんだと言う世界を見せたい。
そして、ジャズに代表されるように、え?これをリコーダーソロでやっちゃうの?
と言う世界を見せたい。
決して、リコーダーは人前で卑下しないといけないような劣った楽器じゃない。


そうして解禁したジャズリコーダー。
近々、リコーダーソロで演奏するチックコリアも解禁してみようと思います。

そして、今日のホスピスでの演奏ではさらに新たな可能性も。

リコーダーの生演奏を聞きながら患者さんがハンドマッサージを受けたり、
整体を受けたり、生け花をしたり、いろんなコラボの話が出てきました。

これは応用すれば、リコーダーと華道、マッサージやエステ、
ネイルとリコーダーとか、整体とリコーダーとか、
可能性は無限大です。どこにでも持って行ける楽器ですしね。

確かにビッグバンドには敵いません。
1000人以上入る大ホールには打ち勝てません。
紫川の水上ステージも、祭りのステージも、国際音楽祭のような
大きな音楽祭にも、リコーダーソロではかなわないでしょう。

だけど、室内楽であるリコーダーにできること、
リコーダーにできるコラボはきっとあるはずです。

実は情熱大陸を解禁した頃から、ちょっとジャズリコーダーの入り口は
ノックしていました。

聞かれた方の声で、
「リコーダーは子供が吹いてるイメージ、しかも、それを一人じゃさびしい
と思っていたけど、寂しさを感じさせない、一人で吹いているのに、
すごく力強く、賑やかさすら感じた」
と言って頂けることがありました。

リコーダーソロでやれることはきっとある。
それに何より私はミュージシャンとして、奏者としてこの活動をしている
わけじゃない、と言うと語弊があるけど、
わたしは、「リコーダー演奏とともに命を語る」、これがコンセプト。

リコーダー奏者だけでなく、かといって講演者だけでもない。

演奏とともに語る人。そして様々な遊び、ワークショップをそこに含ませる。

「おかげさまで10年。
いのち・語る・奏でる
私にできること。リコーダーにできること。」

あえて名づけるなら、ソロリコーダープレイヤー&メッセンジャー

まもなく芸術の秋。

様々な場で演奏し、語りたいと思っています。
勿論さまざまななコラボ、セッションも。

たかがリコーダー、されどリコーダー。
たかがソロ、されどソロ。
たかが語り部、されど語り部。

どうぞよろしくお願いします。