「怒っている顔よりも、泣いている顔よりも、困っている顔よりも、笑顔が一番!!・・・心が開いて、心の目で、周りを見渡してごらん、きっと、小さな幸せの芽が、見つかるよ。そして、そこから少しずつ笑顔が生まれてくる。笑顔が生まれ始めたら、喜びに変わるのも、もうすぐ。・・・自分自身、豊かな笑顔が増えたら、きっと周りにいる人達にも、幸せ届けることができるでしょう。笑顔がいちばん」

 本田美奈子さんが残した詩です。
まだ気持ちの整理がつきません。何ともいえない寂しさに包まれています。

 よくラジオなどで流れていたので、素通りしていましたが、まさかこんなにも突然歌声を聴けなくなるとは・・・。同じ音楽を生きがいにするものとして(と言うのもおこがましいですが)音楽への思い、生きることへの思い、共鳴するところが多くありました。今回の笑顔の詩に触れ、なおさらそう思いました。ラジオから流れる素敵な歌声は、まさに「歌姫」でした。

 生きることの素晴らしさを改めて教えてくれました。「笑顔でいなくちゃ、みんなが逃げちゃうよ。」と話していた本田美奈子さんのこと、悲しむ姿は見たくないに違いありません。でも、やはり悲しい。もう少し、悲しむことを許してください、と言うような気持ちです。

 あさって、広島なので、レポートを作らないといけませんが、ましてや、研究大会の前にリコーダーの授業をすることになったのですが、まだ手につきません。何とか仕上げたいと思っています。

 本田美奈子さんの音楽への思い、生きることへの思いを大切にして、自分にできる限り、リコーダーを通して、生きることの素晴らしさを伝えて行きたいと思います。

 悲しいときはうんと悲しめば、次第に笑顔に変わるのかななんて、思いながら・・。今はとにかく、悲しい気持ちでいっぱいです。リコーダー奏者篠原さん(享年34)逝去の悲しみに続いてでしたから、なおさらです。

 思えば10年前の今の季節、祖父が癌で苦しんでいたのを昨日のことのように思い出します。本田美奈子さんの抗がん剤などの壮絶な闘病生活を聞いたとき、祖父の苦しんでいた姿が浮かびました。人が亡くなるって、本当に悲しい。そう思うと、私が5歳までの命と宣告されたときの母の絶望感が少しでもわかったような気がしました。

 笑顔が素敵だった本田美奈子さんのこと、そろそろ笑顔にならなくっちゃ。