1年前の今日、7月18日。それは起こりました。福岡で記録的な集中豪雨となり、大きな被害がでました。博多駅も浸水しました。私の以前所属していたリコーダーアンサンブルの練習場所も壊滅的な被害を受けました。

 あの7・18豪雨から1年。今年はあっという間に梅雨が明けましたが、それでも台風接近で、北九州市でも避難勧告が出され、道路の冠水もありました。しかし、まるで去年の福岡を見ているような光景が新潟・福井で広がっています。

 福井では、今日、1時間雨量76ミリを記録しました。すでに死者は15人にのぼっています。今回の死者のほとんどが70代近くのお年寄りでした。避難勧告が出るのが遅かったことも一因でした。

 何かと便利な生活をしているからこそ、災害時、気をつけたいことがあります。まず、携帯電話に頼りすぎないことです。安否連絡を取るために携帯からの通話が殺到し、回線がパンクすることがよくあります。また、心配だったとしても、遠方から被災地への電話は極力控えることです。今回のように、豪雨のあった新潟・福井に家族、親戚などがいらっしゃる場合、心配になって電話を掛けることがありますが、そのようなときは災害伝言ダイヤル171を活用できます。「災害用伝言ダイヤル」は、大規模な災害が発生した際に、被災地域内やその他の地域の方々との間で「声の伝言板」の役割を果たすシステムです。被災地の方々が録音した安否情報等を、その他の地域の親戚や友人が、全国に設置された「災害用伝言ダイヤルセンタ」を通じて再生することができます。

 そして、災害時にいつも思うことですが、災害時に大きな助けになるのはラジオです。デジタル放送など、すっかりテレビ全盛で、情報を得る手段となるとすぐテレビが思い浮かんでしまいますが、カメラなど要らず、マイク一本で被災状況を伝えられるメディア、それがラジオです。電池の入った携帯ラジオを用意しておけば、停電したとしても、避難していても情報をキャッチできます。去年の豪雨でも、浸水による漏電でテレビがつかず、情報をつかめないという被災者の声がありましたが、そんなときこそどこでも持ち運べるラジオなのです。情報をつかめないことは命取りになる恐れがあります。私も、阪神大震災以降、外出時はいつもラジオをポケットに入れています。

 そして、災害時に火は使わないことです。と、当たり前のようですが、以前、福岡で停電したときに、ロウソクを使う家庭が結構あって、注意を呼びかけられていました。ロウソクは火を使います。浸水時、ガス漏れなども起こる可能性があり、火気は危険です。懐中電灯を用意しておきたいものです。

 このように普段気のつかないことがたくさんあります。いつ起こるか分からない災害。今年は台風も多いです。。新潟・福井で被災された皆さんには心からお見舞い申し上げます。

 あれから1年。今日はあの7・18福岡豪雨について思い返していました。