月・Moon ・Luna 
”月” と 聞くと どんな印象が浮んできますか？
夜空に浮かぶ お月さまを見上げる時、
どんな感覚が 訪れますか？
また、
どんな時に、お月さまを 見上げたくなりますか？
日本語における 「月」 の語源 は、
はっきりとは わかっていないものの、
太陽に次いで 光り輝くこと から、
「つぎ・つく（次）」 の 意味 とする説 や、
月に一度のペースで 光が尽きることから
「尽き」 とする説 があるそうです。
古代から、月の存在 は
神秘に満ちた存在 として 捉えられ、
良い解釈 だけでなく、不吉なもの として 恐れられたり、
まやかしの存在である と 捉えられてきました。
その昔、エジプトの聖職者 は、
月 を 「宇宙 の 母」 と名付け、
「湿気 を 与え、妊娠させる光 を 持ち、
生きとし生けるものの誕生 と 植物の結実 を 促進する」
存在が月である と 捉え、
天体に捧げる 最初の礼拝 は、
常に 月に対して 捧げられていたそうです。
その後、西洋における ヨーロッパ文化圏 では、
「月は人間を狂気に引き込む」 と 考えられ、
満月の日には オオカミ男 になったり。
東洋思想 に おいては、
月の通り道に従って作られた星座 を 「宿」 と 呼び、
中国の天文学 や 占星術 では 二十八宿、
インド占星術 や 日本の密教の宿曜占星術 においては、
二十七宿 が 用いられています。
日本 の 神様界 では、
月 を 神格化した 「月読尊 （ツクヨミノミコト）」 がいます。
「月読」 とは、月の満ち欠けを数える という意味で、
月暦 を 数える ことであり、
暦 の 元 となります。
当時、暦 は、稲作を行う上で 大変重要であり、
月の動きを 読み取ることで、季節の変化を 感じ、
農作業の区切り と されていました。
古事記では、
伊邪那岐命 （イザナギノミコト） が 黄泉国から 逃げ帰って
禊ぎ （みそぎ） をした時 に、
月読尊 （ツクヨミ） が 右目 から生まれ、
もう片方の目、左目 から生まれたのが 天照大御神 （アマテラスオオカミ）、
鼻 から生まれた のが 須佐之男命 （スサノオノミコト） であり、
重大な三神 を 成しています。
アマテラス と スサノオ という 対照的な性格 を持った 神の間に
静かなる存在 を 置くこと で、バランスをとっている とも言われています。
※より詳しくはコチラ☟ ウィキペディア ツクヨミ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%A8%E3%83%9F
宇宙の太陽系においても、月が存在しないと 地球という惑星は 存在できず、
月の引力によって 地球の自転軸は ２３度 に保たれており、
これが１度でも ずれると、地球では 大変動 が発生します。
月 が 無くなると、地球 は 超高速で自転を始め、
一日の長さ は 今の約三分の一 になり、
時速数百キロの砂嵐 や 強風 が 吹き荒れ、
人類の進化の道 は 閉ざされるそうです。
また、１億年に１度の割合で起こる 衝突 により、
その都度、わたしたち人類の 大量絶滅 が発生してきた中で、
「月が衝突の盾になってくれたのかもしれない」 とも 言われています。
そして、実際に、
「月は地球から毎年４センチずつ遠ざかっている」 という
衝撃の事実！！！
西洋占星術という 「術」 を通して、
宇宙の法則を元に 星のエネルギーを 読み解いてゆく時、
太陽は 「男性」 を表し、月は 「女性」 を表すという、
解釈のひとつ が あります。
同時に、
月は 「感情」 も 司っています。
約２９．５日の周期で 変化し続ける 月の満ち欠け は、
変化し続ける 宇宙・地球・自然の一部である
わたしたち人間 にとっても
止まることなく、変動し続ける
バイオリズム（生体リズム）を映し出します。
体内の６０～７０％が 水分でできている、
わたしたち人間のカラダ は、
潮の満ち引き と同じように、月の引力の影響 を受け、
カラダやココロにおける、体調・感情・目に見えない氣 などに対しても、
変化の波 を もたらします。
満月の夜 ウミガメたち が、
産卵のために 砂浜に戻ってくる 神秘的な光景 のように
ひとの女性もまた、新月 や 満月 の日に
排卵 や 月経 を迎えたり、出産する という
いのちの誕生 の 神秘。
月 はまた、「先祖代々ずっと繋がれてきたいのち」 とも
深い関係があるような氣がしています。
わたしたちは 決して
自分の選択だけで すべてを決め、
いままでの道 を 歩んできたり、
これからの未来 を 創っていく のではなく。
いままでの過去生での経験 や 人とのかかわり
繋がれてきたいのち や 思い が 積み重なって
いまここ に 存在しています。
そして また
実際の 血縁関係にある祖先 だけでなく
神 や 仏 ・ 妖精 や 天使 ・ もののけ
大いなる存在 や ハイヤーセルフ など
目に見えない存在と 共に 生きています。
私自身は、昔から お月さまが大好きで、
辛いことがあった時、
生きてることがしんどくなった時、
なんだか切ない時、
お月さまに話しているような・・・
自分の内側と対話しているような・・・
どこか遠くの かすかな存在にすがるような氣持ち で、
心の耳を澄まし、食い入るように 月を眺めていました。
ある夜、救いを求めるような氣持ちで 月を眺めていると、
実際に耳で聞いているのではない声で、でも はっきりと 大きく、
自分の中 に 聞こえてきた声。
「子供を産むことで あなたの人生は 大きく変わる。」
その時のわたしは、子作りどころか、
確か・・ 結婚もしていなかった時 でした。
子供に関して、
いままでに持ったこともないものを欲しがる氣持ちがよくわからない！ と
モノ申していた時期 だったので、
「子供？？？？」 と、実感がまったく湧かなかったものの。
でも 「そうか、子供がやってきてくれるんだ、人生が そこから 大きく変わるんだ」 と、
頭では理解ができない状況だけど、なぜか 涙が溢れて止まりませんでした。
それは きっと・・・
目に見えない存在からのメッセージ であり、
その存在たちは、わたしたちの魂が震え、成長しつづけることを
いつも溢れんばかりの愛 で 応援してくれていることを 感じた
いまでも 鮮明に憶えている 瞬間 の ひとつ です。
わたし yumicaのお伝えしている
”わたしを活かす星読み”鑑定 では
産まれた時のホロスコープ は 魂のブループリント であり
あなただけのため の あなた自身 の 人生の地図 です。
実際に 人生を彩ってゆくのは
あなた自身 であり、だれも 変わりになれない。
だからこそ
あなたのためだけの地図が 残されている と 考えています。
その中でも 「月星座」 が映しだしているのは、
◇素のわたし＝無意識の自分自身
◇０〜７歳までの性質や特徴
◇こころの安定・安心を得ることや場所 など。
「月星座の示している方向」 は、
こころの安定という土台 を 培うだけでなく、
自分自身を まずは 愛でる ことであり
同時に 代々繋がれてきたいのちを 敬い尊ぶこと。
あなた の 健やかな成長と笑顔 を 願い、
あなたの歓びを 何よりの栄養としている
数え切れない存在 と 共に在る ということを
わたし自身も また
すべての 在り方 や 生き方、
すべての 瞬間 瞬間 に 現していきたい。
月星座を癒やす時間 が、あなたにとって
そんな 時空を超えた ユニバーサルな愛と
共に 在る 時間 と なりますように。
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