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どうもどうも、ブログ更新をサボるのが当たり前になってきました今日この頃ですが、久しぶりでございます。

まぁ、今週末のトヨロックに向けて一カ月毎日ステンシル版制作してました。

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昨日ようやく目処がつき、あとは10月8日の本番を待つのみであります。

台風の影響も何とか回避しそうですね、さすがトヨロック。

さて、

昨日の午前中に見たニュースでハイスタがとうとう新譜出したとニワカに話題になり、

時間が経つにつれ、相乗効果でアレよアレよと話題が拡がり、

終いにゃ、ヤフーの検索トレンドワードの1位になってたのが17時くらいだったかな。

うるせーなー

こちとら38歳にしてようやくJAZZを理解出来るようになって小躍りしてるというのに、

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もうハイスタのメロディに心踊る若僧じゃねーもんな〜と、フーンと記事を読んでましたら、

”この御時世にノンプロモーションでCD出すなんてハイスタまじですげー”

うるせー

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”興奮と緊張で足ガクガクしてる”

うるせー

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”ゲリラリリース、こんなの聞いたことない、カッコよすぎ”

うるせー

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”凄いです、凄すぎます”

うるせー

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”既に売切れてるとこもあるらしい、早退します”

うるせー!うるせー!

うるせーなー!!

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はい、買ったよ。

帰り道のTSUTAYA寄って買ったよ。

自分の後にも2、3人がハイスタ買ってたよ。やべー勢いですげー盛り上がってんのかね?

16年ぶり?2000年の頃にはハイスタは聴いてたけど、もう観に行きたいとは思わず、AIR JAM後に活動休止と聞いても大して驚きもせず、なんか騒がれ過ぎて嫌になったかな?って思ってました。

地上波テレビはもちろん、雑誌にもほとんど露出せずが売りだったのに、インディーのはずなのにメインストリームみたいな変な感じで、周りのヤケに騒いでるヤツらが気持ち悪かったし。ハイスタとAIR JAMバンド聴いてりゃ最先端ぶってる感じとかね。

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僕がハイスタを初めて知ったのは18歳の時だからもう20年前。

高校時代にNIRVANAやレッチリやレニークラビッツあたりを聴いて満足し、大学で愛知に出て一人暮らしを初めて、暇が出来たから更に音楽を掘ろうとカートコバーンの本買って、カートが聴いていたというロックバンドのCDも買ってみたが、ピンとこない。

エアロスミス、レッドツェッペリン、デビッドボウイ、すぐ売り飛ばしました。

ビートルズだけギリギリ持っとこうと、踏みとどまったくらい。

そしてNIRVANA周りのグランジ聴いてもピンとこない。ノイジーでうるさいだけ。

そんな時にrage against the machineとsex piotsolsをほぼ同時に聴いてバッチリきたのが18歳。

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大学時代、まあ周りと馴染めずにいつも独りで毎日ホットドッグとコーヒーをベンチで食って過ごしてたら、ある先輩が僕の着てる服について話し掛けてきた。

そんで、その先輩のグループと会えば話すようになり、その中に居たハードコア&パンクのDJやってる人が、聴いてみる?と2本のmix taqeをくれまして、

メロコア、スカコア、ハードコア、ミクスチャーと丁寧に4ジャンルに分けてまとめてくれてました。

ありがとうございます!と早速家に帰り、ラジカセにinして聴いてみると、、、

ただ、うるさくて早いって印象しかなかった。

でもせっかく作ってもらったんだから、感想聞かれたら困るし、聴きたくないけど聴かなきゃなと何度も何度も聴いてく内に耳が慣れてきた。

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そこで一番聴きやすくて、気に入った一曲のバンドの名がHi-STANDARDと書いてあった。

そして直ぐさま、名古屋栄のHMVに行きまして、洋楽コーナーに着き”H”を探る。

あった!Hi-STANDARDの、、、growing upってアルバムね。

手に取り裏ジャケを見ると、

AKIRA TSUNEOKA, AKIHIRO NAMBA, KEN YOKOYAMA と。

ん?!日本人なの?

そう、この時初めてハイスタが日本人だと知ったのです。

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日本人が英語で歌ってる?マジで?!と。

英語=外人という先入観をブチ壊してくれまして、そんで家帰ってgroming up聴いたらどの曲もカッコよくて、

だけど、taqeに入ってたお気に入りの曲がgroming upに入ってない。そんで、ハイスタが日本人だと知ったので、近所のちょい大きいCD屋さんに行くとありました。angry fist しかもまた輸入盤。

知らず知らず、1stと2ndアルバムをFATの輸入盤で手に入れました。が、またお気に入りの曲が入ってない。

翌日にmix taqe先輩に聞くと、アレはシングルに入ってる曲だよ、と。

そして3日間でハイスタのアルバム2枚とシングルCD1枚を一気買い。

そしてお気に入りの曲は”close to me”でした。

そこから発売されてたビデオ2本も即購入し、摺り切れるほど ほぼ毎日観て、

そんで、CDを聴き込む内にライブ観たいとなり、98年の4月だったかな?名古屋のダイヤモンドホールに来るとピアに載ってました。

mix taqe先輩に聞くと、人気あるからチケット取れないんじゃない?とのこと。

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え!?最近知ったばかりのテレビにも雑誌にも出てないバンドのチケットが取れない?そんなワケあるかい!と、チケット発売当日に電話攻勢も虚しく、30分しない内にハイスタンダードのチケットは完売しましたとアナウンステープが流れるばかり。

おそらく、ほとんどの人が最後までそのアナウンステープを聴いていなかったのか、最後の方に、あるレコード屋さんにもチケット取扱あるって言ってまして、

直ぐさまそのレコード屋さんに電話すると、軽いノリで”ありますよ〜”と。

そんなこんなで、友達の分も合わせて計4枚を無事確保して、ハイスタを知って初めてライブを観に行きました。

”no more fuckin band boom tour”なるタイトルライブ。

オールスタンディングのライブはもちろん、ステージダイブやモッシュピットを初めて体感した衝撃は計り知れませんでした。

カルチャーショックとワクワクが止まらず、すかさず5月にあったDEVIROCK NIGHTも2DAYs行ってみました。

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こんな楽しい世界があったのか!と、夏のAIR JAM98まで行ってきました。

ラストのハイスタライブのギュウギュウ感はハンパなかったけど、達成感もハンパなかった。

んで、AIR JAM98で一躍有名になったbrahmanのライブがあったのが10月の名古屋クアトロ。

コレが分岐点でした。

なんかダセー奴らが増えてきたなぁと。

物販やってるメンバーにキャピキャピしたり、イキってる感じがスゲー嫌になり、開始2曲ほどでフロアを離れ、後ろでただ眺めてました。

その3ヶ月後にRANCIDが来日ライブ。99年の年明け一発目でしたね。

コレ観て、ハイスタ関連のバンド観る必要無くなりました。

それくらい、ライブクオリティが違い過ぎた。

ただ、結局ハイスタとケムリのライブは別格でしたね。やはり海外でツアーしてたバンドのライブは凄かったです。

ハイスタ関連バンドと、それに浮かれたファンのおかげでキッパリとラインを引き、結局一年も持たなかったですね。

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その99年は来日ラッシュで、RANCID、SKARHEAD、CIV、9LIVES、H2O、DROPKICK MURPHYSと全部観れまして、すっかりハードコアパンクの虜でした。

それもこれも、mix tape先輩がレコード屋さんを開いて、そこに通い、色々教えてくれたから。

そのレコード屋さんはかなり全国でも有名になった infront record でして、今は完全にヒップホップだけになってますが、DJ OLDE-Eさんには当時、大変お世話になりました。

NYのハードコアから始まり、ストリートパンク、名古屋のハードコアバンド、そして愛知三河のパンクバンドも教えて貰った。

特に三河方面にバッコリとハマり、マーチンズやロータリービギナーズ、tommorow、マニアックハイセンス、ストライクアウト、ORDERなどなど。

それがあったから、豊田に通い、TURTLE ISLANDを知り、通い詰めて、今やトヨロックでライブペイント出来るまでになれました。

まさかその後にタートルがAIR JAMに出るなんてね  笑 

まあ色々言われてましたが、タートルはいつも通りだったようで何より。

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話が逸れていきましたが、ハイスタを最後に観たのは99年のフジロックでしたね。

making the roadってアルバム発売されたタイミングだったかな?

rage against the machineとハイスタが同日で観れた。

そして其処で決定的にハイスタも観なくてイイやとなったのは、mosh under the rainbowで皆が肩組んでグルグル回るやつが発生したこと。

知らねー奴らと気持ち悪いや。共有お断り。好きに躍らせてよ。

そんなこんなで、ハイスタのラストのシングルも買ったし、音源だけで充分となり、

活動休止後のBBQ CHIKENSの1stは買って最高だったけど、ライブは観てない。その後の音源も買ってない。

KEN YOKOYAMAも1st、シングル、2ndまで買って聴いてて、

ちょうど2nd出た後にNOFXとREAL McKENZIESとKEN YOKOYAMAのメンツでライブがあったので観に行きましたが、KEN YOKOYAMAのライブはガッカリでした。

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個人的に、あの人は歌に縛られずに自由にギターかき鳴らして、飛んで、コーラスワークしてるのが一番カッコイイと思ってるんで、あんなに動かずに歌ってるのは観たくないです。

歌もスゲー上手いワケじゃないし。最近のスカパラのコラボも酷くて聴いてらんないし。

復活後のAIR JAM映像も観てないし、

NAMBA69も山形龍岩祭で2年前に観たらstay goldやcalifornia dreamin'やってて、それはさすがにニヤけました。

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だけど、去年とツネ&難波のコンビでやったというbrandnew sunsetは遠く離れた山びこで聴いた程度で、観に行かなきゃ!ってならなかったです。

難波さんもツネさんも直ぐそこに居たけど、話しかけることもないですし。

そんなこんなで、かなり長くなりましたが、ハイスタの新作を聴いてみましたよ。

なんだかんだ、ハイスタが音楽を掘り下げて聴くキッカケをくれたと言っても過言じゃないです。

メロコアからスカコア、ハードコアパンクからストリートパンク、オイパンク、それからスキンヘッドレゲエ、ダブ、ルーツレゲエ、オーセンティックスカ、クンビア、アフロビート、アフロジャズと興味が移り、

ようやくモダンジャズまで辿り着いたこの耳にハイスタの新作はどう響き渡るのか?!

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一曲目、何やら最近の若いバンドのメロコアって聴いてないけど、こんな感じかね?って感想。ドラムが良いな。

二曲目、イントロから歌、メロディ、展開、リフ、リズム、コーラスワーク、全てにおいてハイスタ節全開で最高です。そうそうコレコレって鳥肌立ちました。

三曲目、一曲目同様の感想。

四曲目、やはりミッドテンポの曲が良い感じ。難波声とケン声の掛け合い聴けるからイイね。

二曲目が飛び抜けて良いなと、曲名見ると、シングルタイトル曲でしたね。

another starting line 

新たな始まりですかね。

まぁ一聴した時に二曲目しか印象に残り辛い感じでしたが、耳が慣れてないからかなと三周ほどしたら、他の曲もよく聴こえてきて、結果、ハイスタやっぱスゲーなぁ。って感じ。特にドラムがやっぱヤバいすね。

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では、今週末のトヨロックで会いましょう〜

さ、今夜は無呼吸で一気にサッポロビール飲も。

バイバイ、またね。