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今年はいつになく創り続けた年となりました。

10月の4日と24日のステンシルライブペイントにて、とりあえず現段階ではライブペイントやイベント出店の予定は無いです。

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充電するには良い期間かもしれません。

あまりにも走り続けてきましたからね。

来年春にはまた遠くの地で個展など出来そうな話も出てたりしてますので、しっかり頭と身体を休めながら、ネタという名の刃を研ぎ澄まそうと思います。

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春と秋の個展も成功し、沢山の人が我が作品を購入してくれたことはデカかったです。

Tシャツというキャンバスではもはや、日々進化させていこうとするステンシル創作のキャパを超えてます。

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色を混ぜ、重ね合わせた先に見える新しい形は、着るというのが前提であるTシャツなどの衣服や小物では対応できません。

色が重なればゴワつく。使い勝手は格段に悪くなります。

なので、最近制作してるTシャツ類は使用色は少なく、デザインや構成がメインとなってます。

だからこそ、額装された作品やキャンバス作品の良さがより際立つ。

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春の個展に向けて色々と制作する途中で、ようやく作品を創るということがどういうものなのかが何となく解り始めました。

枠に収める。

コレが結構重要でしたね。

特に額装するっての。

作品に埋め込んだキレを損なわせずに、枠という檻に閉じ込める。

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キャンバスとはまた違う、枠という制限の中で、より良いモノを創る。世界観をバランス良く凝縮しなければなら無いこと。

大変だったけど、途中から凄く楽しくなってきて、作品を量産できるようになりました。

それを踏まえて行ったライブペイントも、枠と時間に制限あったりした中で、バランス良く自分の出したい世界観を出すこと出来たり。

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新たな技法も意図せずに出てきたり、ペイントに関しては新しい発見だらけでした。

焦りと不安を乗り越えて生まれる達成感は何とも言えないです。

春の個展も良かったですが、春夏の経験を踏まえた秋の個展の手応えと、それに反応して購入してくれたお客さん達が沢山居たことは、かなり自信に繋がりました。

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ひとりよがりの進化では無かったワケです。

でも一番大変だったのは、価値の付け方でしたね。

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凡ゆるモノの中で、買うってのは、自分の力では作れなかったり、生み出せないモノが前提だと思います。

だから、自分で創り出せる作品達の価値を客観的に判断する難しさ。

Tシャツなどの衣類や小物などは相場が大体分かる。

だけど、絵画や書物などの相場はピンキリ。

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一般的に広く売れてるモノが良いものとは限らないってのはよく聞く話。

音楽やアート、洋服、インテリア、料理など、創造的に生み出されたモノに関してですがね。

甲本ヒロトが言ってたらしいけど、

”売れてるモノが良いモノなら、世界一美味いラーメンはカップラーメンだよ。”

非常に解りやすい表現ですね。
ま、そんな感じ。

世の中で簡単に散見出来ない技術や、それに伴う表現の形は間違いなく、大量生産されたブツの一つではなく、希少価値のある唯一のモノでしょう。

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機械より人。

デジタルが主流になってきてるメインストリーム。だからこそアナログが際立つ。

一昔前は、アナログ中心だったから最先端デジタルが目立った。

だけど、便利、軽い、簡単なデジタルの進化によって失われた、凡ゆるモノを生で取り扱い、絡み、温もりを感じる時間。

時代の流れに逆行するからこそ天邪鬼、反抗的。でも希少です。

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アナログレコードの音は深みと丸みがある。

そこに生身の人間によって加えられた、色んな角度からの精一杯のキレが見え隠れする時に、僕はそのモノの良さと愛おしさを感じます。

其処にあるだけで、そういうキレモノだと知らしめる力、声なき声を放つキレモノを創り出してこそだなと最近つくづく思います。

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誰にも簡単に出来ないことをやらなきゃ。

そこに価値が生まれるはずだから。

かなり苦労しましたが、とりあえず現段階では相応の価値を付けられたと思います。

そして、その価値に納得して購入してくれたことは、また次に繋がります。

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本当にありがとうございました!!!

現代からまだ手が届く範囲(修正可能)の過去ではなく、時代を超えてなお、輝きを放つ素晴らしい作品達は年を重ねていくにつれて価値も上がる。

そういう作品を創っていかなければならないし、創りたい。

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自分は作品を生み出すために凡ゆる技術や意識、展望、構成、デザイン力も進化させていきたいと進みます。

それらを観て、判断して、価値を見定めて、購入されてこそ作品の価値は上がる。

この上昇ループに少しずつでも乗っかり続けたいです。

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創作素人の乱。

創作の勉強は学生時代の図工と美術のみ。

頭撃ち抜かれた、自由で制限の無いストリートアートの数々。

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ストリートからギャラリーへと登っていったストリートアーティスト達。

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世界の絵師に影響を与え続けた、日本の町絵師達。

可能性は無限。

変わらず、ヤることヤるだけ。



バイバイ、またね。