パックシュー
パックシュー
はい、6.29の日曜日に名古屋デシベルにてペイントするネタは連日連夜、一版ずつ順調に制作しております。
映画TAXI DRIVERは1976年公開、
僕は1977年生まれ。
いつまでも色褪せない名作。
狂った街と狂った人々、
退廃した気持ちと逆襲の心持ち、
期待と裏切りと憤りが交差する、
正にCHAOSな映画。
ステンシルってものを探り探りで始めた時に一番に完成したのがこのデニーロ。
ステンシルやり始めて12年、
一回りしたので今またタクシードライバー熱が再燃。
その初期衝動が創作活動のキッカケをくれたグラフィティライターESPYさんとブツかる。
ブチかますしかありません。
ネタの全てを使うかは分かりません。
その場で初めて動きだすライブペイントですから!!!
またまた飛騨高山へ遠征。
古布掘りです。
藍染ものを探してたら、一枚だけ異質な型染めを発見。
今まで、まあまあ古布を色んなところで目にしましたので、結構ありきたりな感じの柄には飽きてまして、藍染の型染め生地の中に、コレ!ってものがなかなか無かった。
そこにきてこの墨の型染め生地は一目見て喰らったワケです。
商品が溢れ過ぎな店の店主も驚くリサーチ力。
続いて棚な隙間に見つけたのは藍染の襤褸端切れの束。
また”こんなイイもの何処にあった?”と聞かれる始末 (笑)
一度ならず、二度目も掘り込んで発見。
更に、
今回最強の掘り出し物は刺し子野良着半纏。
どうやらリバーシブルでも着れるようなので、軽く手直しして藍染を表にして着ることにします。
藍染刺し子野良着なのにかなりお手頃価格でした。
三度目の発掘も店主を唸らせました。
小一時間ほど、半纏や法被、型染めや端切れなどを掘りまくり、
買い付けに行けてないからあまり良いものが無いと嘆いてた店主のオバちゃんを唸らすリサーチ力。
凡ゆる物のリサーチ力を磨くには、やはり場数踏まなきゃいかんです。
行動と、見る目を養わなきゃ。場数踏んで、何処にでもあるものと見たこと無いものを瞬時に判断出来る記憶力。
随分色んなジャンルの物で無駄遣いもしてきました、器用貧乏な僕でありますが、
30代後半になってようやく身になる物を瞬時に見分けられる目が養われてきたかもしれません。
まだまだ面白い日本の伝統技術も沢山あります。
パンクロック、ルーツレゲエをはじめとするレベル(叛逆)ミュージックに、日本が誇る最強の個性である江戸文化。
無駄に急進し続ける現代と未来の中で、
強烈な個性とインパクトを放ってた音と言葉、文化と伝統をしっかりと各々の脳みそに遡らせ、現代に新たな思考と仕掛けをもって刻み込ませるアートな叛逆行為です。
パックシュー、
強烈なインパクト 第一印象で~
みんな幸せになっちゃうような~
旅人よ~ 後ろには~
出来たばかりの~
道がある~
バイバイ、またね。