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行って参りました、三回目の開催であります、橋の下世界音楽祭。

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史上最高量の作品軍を連日連夜制作し、意気揚々と金曜出発して飲み過ぎ、土曜と日曜は緩やかに二日酔いでグダグダ。

日曜の宴終了と共に撤収、即帰路へ。

深夜2時半着、翌朝8時から工場ストラマーな労働コーリングで悶絶。

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夢見心地と楽しかった宴を思い出し、何とか生きてます。

さて、

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金曜昼過ぎに富山を出て、TOYOTAスタジアムすぐ横の豊田大橋の下に到着したのは夕刻。

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出店は土曜日からの申し込みだったので、出店場所に大きな荷物だけ置いてビール&徘徊タイム。

トヨロックのスタッフ、エイちゃんやハジメくん、ヒグーさんにすぐさま遭遇からの挨拶。

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ぬ組のいつもの顔ぶれに挨拶。

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鳥取米子のケンジくん、ユウジくんにも挨拶。

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師匠に会うといきなり、

”今年のコレはどうよ?”

と、毎年大好きな下町ステージを指差して職人顔。

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もちろん毎度の如くパワーアップ、さらにユーモアも満載で最高。

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そしてパブ銀馬車のいつもの顔ぶれに安心し、顔見知りのボランティアの皆さんに感心。

タートルメンバーにもチョコチョコ会い、声が枯れ切ってた竹舞はん曰く、

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今年は風が強く、想定外のトラブル続きで皆さんかなり疲労も蓄積しとるとのこと。

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タートルメンバーをはじめ、地元豊田の仲間や有志、更に県内外からの沢山の協力者たちが自分たちの力とアイデアだけで一から創りあげる、

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”命削って創る祭り”

お金のために動いてるのではなく、楽しいことを創り出そうとしてる純粋な大人たちのありとあらゆる仕掛けが満載であります。

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全国にあらゆる野外フェスがありますが、投げ銭で回そうとするフェスなど無い。

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だからコレはフェスではなく、

”祭り”なのです。

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子供の頃に体感した町内の祭り、神輿担ぎ、獅子舞、盆踊りを思い起こさせ、

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そこに日本の北から南までの地方民謡音楽、はたまた海を越えて中国、韓国、モンゴル、インドネシアなどの本物の伝統音楽まで取り入れてる。

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誰もやろうとすら思わなかっただろう ”粋” な形を、

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自分たちや仲間と手を取り合い、

知恵と創造と可能性と以って、

橋の下に体現した祭り。

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過去二年、バッチリとレポをしてますし、毎度おなじみの感想述べてもしょうがない。

三回目ともなると、過去二年のように祭りだ!祭りだ!と我を忘れて、店を放置プレイして遊び周ることも少なくなり、

かなりゆったりした心持ちで、いつもの温かい祭りの様子や、会場を行き交う人々の楽しんでる姿を見ることができました。

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まあ、ところどころハメを外して店を無人くんにする時もありましたが、いつもよりは居たはず。

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橋の下世界音楽祭やトヨタロックフェス、山形龍岩祭などに来るお客さんたちは、

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ステンシル作品に込められたデザインの内容も凄く興味を持って聞いてくれるし、その内容を知らなくても、その場で解説したら、そんな熱い意味が込められてるなら尚更と購入してくれる人が多い。

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自分たちの力で楽しもう、知ろうとする心持ちの人たちの集まりですね。

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何を知り、動き、どうやってお金を流すか、流し方まで楽しんでる感じ。

集まる人々の内から醸し出すパワーと雰囲気が、

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橋の下の運営に関わる人々の思いと重なり合い、独特の祭り感を生み出してるのだと思います。

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初年度の橋の下世界音楽祭から三回目、益々大きくなってきた。

十年後とかどうなるのかね?!

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ライブメンツも半端なかった。

最強ジャカルタパンク、マージナルもとうとう観れて感動し、

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切腹ピストルズは言わずもがな、最強圧巻の一言、

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風の音楽団はご機嫌過ぎて笑って涙出て、

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サンデーモーニングオーケストラに爽やかなスカの風を感じ、

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ブルーハーブはシンプルな音と言葉で静と動を巧みに操り、熱狂を呼び起こす、

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パイルドライバーの生み出したモッシュに悶絶し、

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髭楽団のルーディなスカに心踊り、

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ボンクラ峠のドリフな浴衣スタイルのライブと、豪華共演陣に唸り、

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原爆オナニーズのレジェンドを感じ、

サヨコさんの唄声と奈良さんのジャンベにルイくんギターのコラボに心洗われ、

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T字路sのシャウトに鳥肌と脳みその振動を喰らい、

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ハンガイの音で頭の中に草原の大地が舞い降りて、

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DR.ブレイカーズのリズムとシャウトも味わえたし、

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イーリャとノリパンの打楽器リズムに意識を飛ばされ、

普段観ることが中々出来ない演劇や演芸も観れたし、

OKI DUBの振動音は橋の下を縦横無尽に響き渡ったし、

タートルアイランドは安定感と壮快感と天地創造ひっくり返り感を爆発させてました。

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やはり一筋縄ではいかない祭りであります。

ハードコアパンク、スカ、レゲエ、ヒップホップ、和楽器、演芸、演劇、剣劇、民謡、伝統芸能、阿波踊り、アフリカン、韓国打楽器が入り乱れた今年も最強の祭りでした。

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田舎もんなので、最近は人が多いと滅入ってしまいます。

モッシュも10分くらいで満足です。

やや後方で眺める良さも嗜めるようになってきました。

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そんなこんなでビールも進み、

土曜日の朝に起きた時には後半の記憶無し、そして中々の二日酔い…

楽しかったんだろうな~

覚えてないけど。

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土曜、日曜と酒も緩やかに、テンションもやや緩めでしたが、絡んでくれた皆さんどうもありがとうございました。

全部のブースを見て周ることは出来なかったけど、やはり切腹ピストルズブースは面白く、IRAというお店と出会えたことも今後大きな意味を持つでしょう。

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日本と世界の伝統文化、REBELな思いや活動、アートワークを同じ目線で見て、

自分のフィルターと通して、どう表現するか。

徐々に自分の表現において、一本の筋道が出来上がってきてる気がします。

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初期衝動からずっと根底にあるパンクなイメージ、

その後に来たオールドスクールなハードコアとヒップホップのブラックカルチャー、

更にそこから、ルードボーイやルーツレゲエのトゲトゲしい反抗と、苦境に負けずに立ち上がるメッセージ、

そして、自国の江戸ルーツに辿りついた興味の連鎖。

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本当に好きなものと好きだったモノが過去と未来を越えて繋がった。

今、同時進行でコレらのイメージをステンシル作品に出すことが出来始めたと感じています。

最後のピースは江戸ルーツでした。

そんな出会いをくれたのも、初年度の橋の下から。

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あの時空を飛び越えたイメージと現代の融合にやられてしまったからに他ならない。

あの豊田大橋が全てを物語っていると思う。

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近代的建築物である橋の形、横にそびえ立つトヨタスタジアム。

そこから橋の下へ行くと、いきなり海を越え、時空を超えた音や言葉や雰囲気が流れる。

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橋の下はまた音の鳴りが素晴らしいので、意識も含めて身体ごと包みこまれる。

一度行けば病み付き。

普段の生活のリズムを外して、既存意識の向こう側にあるグルーヴを体感してみな。

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気になるなら来年まで脳から我慢汁垂れ流して待つことだね。

行った人らは皆さん魂と意識の洗浄できたでしょう。

バイバイ、またね。




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