新潟で開催中の切腹ピストルズによる、野良着で逆襲展。
来月やっと行けそうであります!!
ティーネイジャーの頃にバチコーンと喰らわされたパンクロックから派生して、いろいろな音楽に触れて来たワケですが、
やはり洋物からの影響が強かったです。
と、そこでそんな意識をひっくり返してきたのが、TURTLE ISLANDでした。
祭りの衣装に白塗り、歌舞伎メイクとボロ衣装、和太鼓に篠笛などを織り交ぜながらもハードコアパンクだった。
何じゃぁこりゃあ!!
が第一印象。
太鼓マークに英語と漢字がゴチャ混ぜのタートルロゴにヤられて、即Tシャツ購入。
今までダサいとか恥ずかしいとかって敬遠してた部分が、実はカッコ良かったのか!!って思って10年経ちまして、
タートルも初のフルアルバムを発売。
和"風"ハードコアパンクでなく、日本の伝統舞踊音楽や民謡節も盛り込みながらの、
日本人が繰り出す、和ズンドコハードビートパンク。
ジャンルはTURTLE ISLAND。
年末のパンク歌舞伎で披露してた曲や最近のライブで演奏してた曲が一気に詰まった至極の一枚。
タートルの放つ音と言葉とスタイルに和を意識しながらも、
ステンシルネタは洋物ばかり。
UKパンク、USパンク、ジャマイカレゲエを中心に、サッカー選手や洋画モノも。
そんな中で、2年前の山形蔵王龍岩祭にて、ジャパニーズレゲエシーンの重鎮、
ACKEE&SALTFISH のお二人の立ち居振る舞いにもヤられてしまった。
我が第二の故郷である愛知からの強烈な風は、凝り固まった意識をひっくり返すには充分な破壊力であります。
この時に、浴衣や雪駄がイイなぁと思って、浴衣は翌年に手にいれました。
何を隠そう、この時にアキソルのお二人に言われて作ることになったのが、
ロッカーズ手ぬぐいなんです!!
今や作れば即完売のアイテムも、こんなキッカケで生まれとるんです。
和じゃなきゃ、手ぬぐいなんて意識しないもん。タオルをいつか作りたいって思ってたくらいだし。
タートルの手ぬぐいは何枚か持ってたけど、自分のステンシルで手ぬぐいは無いだろうと勝手に思いこんでたな。
去年くらいからジワジワと和を意識してきたけど、
イマイチ決定打が無いままフワフワしてて、
そんなところに最後の刺客!!
そうです、切腹ピストルズです。
去年の橋の下世界音楽祭で喰らい、
HP見て更にブッ飛び、
Tシャツ購入し、
洋なネタも和なネタもガンガン織り交ぜて、パンクに仕上げたデザイン群。
去年一番の衝撃は未だに尾を引いてます。
もう止まりません。
とりあえず鯉口シャツを買って試しに和洋折衷なプリントしてみた。
アリでした。
勢いづいて、アンティークの法被も買ってペイントしてみた。
イケる。
次は自分がイイと思うサイズ感と麻生地を使ってオリジナル鯉口シャツを作った。
最高に気持ちいい着心地!!
カラーも4種、今週末開催の山形蔵王龍岩祭にも持って行きます!!
タートルに意識ひっくり返され、
アキソルのスタイルに憧れ、
切腹ピストルズにトドメを刺された我が意識。
真似じゃなく、自分の今までヤってきた流れを汲んで、更に和洋折衷なステンシルネタを模索し、
出来上がった処女作が、
この手ぬぐいなんです。
有難いことにこちらも即完売してまして、また週末の山形蔵王龍岩祭に向けて制作しております。
寺子屋切腹ピストルズで、
和"風"って何だよ、俺らは元々"和"じゃねーかよ。
ってので完全に目が覚めました。
爺ちゃんは浴衣着てキセルでタバコ吸ってた。
波平スタイル。
当たり前が当たり前じゃ無くなってきてる今、
当たり前だったスタイルを知ってる僕ら世代が、またしっかりと伝えていかなきゃ。
洋を否定するんじゃなく、当たり前だったスタイルの上に、今表現できる和を創り出したいと思います。
浅草でリアル雪駄も買いました。
和"風"をブッ壊し、和で往きましょう!!
江戸ROOTS!!!
バイバイ、またね。
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