きのう、GREEN DAYが表紙の”ROLLING STONE”って雑誌を立ち読みしてたらね、
OBEY GIANTのシェパード・フェアリーが逮捕されて、実刑判決が下ると87年の禁固刑だそう。
OBEY GIANTは、プロレスラーのアンドレ・ザ・ジャイアントの顔をモチーフにしたアイコンで、
世界各地をステンシルやステッカーでBOMBしてきた。
これは俺ステッカーコレクションの1部ね。
今は、あの有名すぎるOBAMAの顔をステンシルデザインした人として知られてるかも。
このTシャツやポスターは何千枚も売れたらしい。
日本でも、ハイパーメディアクリエイターの、あの人が着てたね。
逮捕された理由は、タギングだったらしい。
タギングとは、グラフィティ(落書き)での自分のネームを書くことね。
これ、俺タグ。こんにちは、RebelMan★Armyです。
今や、アメリカ中にOBEY(シェパード・フェアリー)の名は知れ渡ってて、
取調べ中に警官からステッカーをくれと、
せがまれてあげたってシェパード・フェアリーは言ってた。
1部なんだよ、こういうアンダーグラウンドから這い上がった人物を毛嫌いする人は。
そういうのが権力使って封じ込めようとする。とも、言ってた。
怖いんだよ、一般人の団結が。
事実、OBEY GIANTの名が知れ渡って、世界の一般に支持されている。
ここ日本でも。
一般の人たちの団結力は世界を、国家権力を揺るがす力を持っている、必ず。
グラフィティは世界中に広がっている。
グラフィティは街の叫びを表現したもの。
グラフィティはなくならない。
この世に満たされない人の思いがある限り。
元々は差別を受ける黒人達が架空の名前を使って、
自分じゃないもう1人の自分を、落書きを通して世間にアピールする手段だったらしい。
電車にBOMBしたり、街の人が入れなさそうな場所にBOMBしたりして、
黒人である自分を差別する白人達に向けての存在を証明した。
そして黒人達にとっては、ART STLYEを競う ”STYLE WARS” に発展した。
結果、それは白人達をも巻き込んでのものに大きく発展していった。
それにつれ取り締まりも強化されていった。
HIP-HOPの表現の1部から派生した、この80年代のカルチャーは全世界に広がった。
アニエス b などグラフィティをただの落書きじゃなく、制限のない自由なアートだと主張するデザイナーなども増え、
結果、個展や展覧会を開きお金を稼ぐことが出来るようになるアーティストも増えた。
キャンバス等も高値で取り引きされるようになる。
Tシャツになったり、企業広告になったりと、
グラフィティはハイリスク、ハイリターンの印象が強くなった。
ただ、ストリート上がりの本物のアーティスト達は、
有名になろうともストリートのBOMBをやめない。
育った故郷は捨てない。
BIG RESPECT!!
その想いが生んだ今回のシェパード・フェアリーの事件。
解放せよ!!
金も地位も名誉もない、縛られた現代に生きる落ちこぼれの人を救う、
表現、存在証明、手段の1つのグラフィティ。
REBEL PUBLIC ENEMY ARTISTS!!
GET UP! STAND UP! STAND UP FOR YOUR RIGHTS!!
FIGHT THE POWER!!