2回目のシェイクスピア

前言撤回します。
素晴らしいです。

1回目がイマイチで2回目で評価変わりました。
前田慶次以来です。

初回の疑問点が解消。
ポイントはウィリアムが言葉を紡ぎだす状況。
出会いは木の上にアン
次はバルコニーにアン
ウィリアムがステキな言葉を紡ぎだすときは
いつもアンを見上げるかたち。
ウィリアムが言葉を失った女王の前でのお芝居
再び言葉を出すのは、アンが上にいることがわかった時。
だからこそ、アンが必要だった。

でも、細かい注文がいくつか。
ロミジュリの上演から回想して再び現在に戻るとき、
やはり最初のグローブ座のセットに戻さないと。
最後のウィリアムが再び言葉を紡ぎだすとき、
あれは現実に戻るのではなく、芝居の体で話したほうがいい。
それにタイトルを冬物語とはっきりいわないと。
中盤の家族の物語りとして冬物語を書こうとして書けなかったところを受けるシーンなのだから。