みっちゃんふうちゃんお披露目!
観てきました!

さすがのみっちゃん、ふうちゃんの実力派コンビ。
それにことちゃんとさやかさん、ミッキーと今までから一転して三拍子揃ったスターばかり。
かいちゃんも動き回って、今まで棒立ちの若手が多かった星組に新風を吹き込む。
若手も歌うまさん中心に抜擢!
星組ってこんなに歌えたっけ?という感じ。
今まではムラは当方の公開稽古というくらい完成度が低い舞台だったけど随分と変わった。

でも、みっちゃん、まだ本調子じゃないね。
どうしてだろ?
みっちゃん、滑舌が良すぎて上品で丁寧なので、作品や役柄によっては合わない時がある。
「銀ちゃんの恋」のヤスとかね。
(みっちゃん的にいまいちでレベルは全然高いけどね)
一幕が消化不良。

二幕の途中でわかった。
紅だ!
紅の間の取り方が下手なので、みっちゃんが乗り切れないんだよ。
まさこさんとのやり取りは丁々発止でいつものみっちゃんだった。
「魂を救う会」の場面は吉本新喜劇的場面なんだけどやはり紅の間が・・・
と思いつつ、見ているときに気づいた。
そう、この場面は吉本新喜劇なんだよ。
紅は吉本の定番ギャグで、お決まりなんだよ。
だから、紅の番になった時に「今から紅タイムが始まるよ!」って思えばいいんだと。
新喜劇で島木ジョージが出てきた時のように。
と思ってみると紅がストレスなく見られるようになった。

この作品、スターとネイサン、絡むようで絡まないので、紅が出てくるたびに「今から紅タイムが始まるよ!」って思えば、楽しめることがわかった。
たぶん紅ファンもそうしてるんだ。あの登場するたびの意味のない拍手の意味も理解できた。
私が紅にこれだけ語るとはキセキ!
でも、シリアスな作品で本筋で絡む役は無理だな。。。