冒頭から史実と違い、戸惑ってしまいました。
舞台の雰囲気は「アルジェの男」
さすが大野さん、風刺が聞いている。
英雄は作られる。
嘘が真を作り出す。
権力者と組んだ誘拐ビジネス、そしてショック・ドクトリン。
タイムリーな素材なので、タカラヅカ以外だったら、自粛するかも的な作品です。
たとえ部下が勝手にやったとしてもそれはリーダーたる自分の責任。
どこかの国のリーダーに見習えといいたい。
結末は極めてタカラヅカ的なんだけど大野さんもこういうタイプだったけ?
午前のルパン三世の小柳先生も大野さんもしっかり書いてて一幕の伏線をしっかり回収した無駄がない脚本ですよね。


バウは本公演では目立たない生徒にも活躍の場が与えられ、いいですね。
からん、ゆうまはさすがです。
からんはこういうストーリーテーラー的な役が多いね。
「明日への指針」の役柄と似てる。
アーサは見栄えルキーニなんだけど軽いキャラ。
史実では・・・・なんだけどね。

今日はHIROさんの調子が悪く、噛み気味でした。
としがいい役だったけど、ある意味別格になってた。
注目は憲兵役の英くん(たぶん)ですよね。
最初は葵ちゃんだと思ったけど個人的には気になる生徒です。

フィナーレはとしちゃんが素晴らしかった。



大野さんらしいパンフ