「ジプシー男爵／ラプソデックムーン」

８月は仕事が忙しく、しばらく観劇から遠のていました。
といいつつ、ブログに書く暇は無かったですが、
有給とって「摩天楼狂詩曲」の千秋楽も観劇したけど・・・
８月末で東京から宝塚に越してきて丸２年。
それ以来、続けてきた公演二日目１１時公演観劇も今回の「ジプシー男爵／ラプソデックムーン」は無理かと思っていましたが、金曜日に仕事が片付き、記録更新です。

さて、「ジプシー男爵」
スカステのタカラヅカニュースの稽古場風景や初日映像を見る限り
本格的なオペレッタのようで少し不安でした。
実際に見てみると本格的なオペレッタを見たことのない私のレベルですが、全然イケてますよ。

プロローグが幻想的な雰囲気で主演二人のデュエットダンスから。
銀橋でそこまでするかという激しい踊りもあり、
公演中に一度ぐらいまりもちゃん、落ちるのではないかと。
落ちないように気をつけてほしいですね。

きりやん、やはり高位安定ですね。
トップさんが三拍子揃っていると
いざとなったら、トップさんが締めてくれるので、脇が冒険できますね。
それぞれにしっかりと活躍の場がある舞台でした。
ただ「サブリナ」もそうでしたが、中堅どころが寂しいかな？

ダブル二番手ということもあり、娘役さんが活躍しています。
月組も娘役の逸材がいっぱいいるじゃない。
りおんとれいかが対称的な役柄で頑張っていましたが、
れいかってパンフを見れば、男役なんだけど・・・
瞳花さんは本来の位置に戻りました。

まさき、みりおも随分と成長したような気がします。
こちらも対称的な役柄でした。
まさきはアランみたいな役。

娘役が戦争に行く男を批判するシーンは良かった。
やはり女性が主流のタカラヅカだからかな？

この作品、コメディ的な要素もあり、時間がたてば、かなり面白くなってきそうです。

さて、「ラプソデックムーン」
オーソドックスなショーでした。
個人的には太子橋今市でしたが、
この手のショーは癖になる可能性大なんですよね。