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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スピリット・ボクシング
原題はSHACKLES
((通例~s))手錠, 手かせ, 足鎖, 足かせ.
((しばしば~s))((文))束縛, 拘束
どうしてこんなに邦題はダサいのか・・・
確かにリリック・バトルではあるのだけど
この邦題では主題が伝わらない!
私も邦題に騙されて、勝手に
「コーチ・カーター」系だと思いましたけど全然違います!
でも、音楽もおしゃれで良い作品でした。
加害少年がいくらやり直そうとしても
やり直す環境を整備していないどころか
逆に彼らの可能性をことごとくつぶし、
彼らの自尊心を損ない、犯罪せざるを得ない状況に
追い込んでいる。
犯罪は社会が生み出している。
何が犯罪かも社会的に作られていく。
そのような彼らの状況がSHACKLESなんですよ。
リリック・バトルはその状況を具体的に伝えるために
準備された設定であり、その結果なんて意味がない。
だから、スピリット・ボクシングではダメ!
ラストはハッピーエンドではない。
とりあえずの状況は改善されたけど
殉職した彼は政治的に利用されただけで、
犯罪が社会的に生み出される構造は温存されている。
所詮は負け戦だとわかっていても戦い続けよう!