彼は侮られて人に捨てられ、悲しみの人で、病を知っていた。また顔をおおって忌みきらわれる者のように、彼は侮られた。われわれも彼を尊ばなかった。
今回はここを見ていこうと思います。
よくドラマなどで、子どものいる女性が「子供を産んだことがないくせに、どうして私のことが解るのよ!」というセリフがありますね。
「私がこんな悲しんでいるのに、こういう目にあったことがないのによく言えるわねそんなこと」
「私がおってる病の事を知らないのに、よくそんなこと言える」など、実際よくあることです、同じ人間であるのに同じ経験をしていない時「あーやっぱりわかってくれなかったんだ、さみしい」という経験が沢山あります。
たとえば、年中汗をかく、体に傷が出来たのになかなか治らない、足のつま先が赤くなって熱い、ふくらはぎの裏側などに水疱ができる、停滞感、意識混濁、腕に力が入らない、髪の毛が伸びない、力瘤が握れない、立っているとき幽霊のように手を下げているのが一番楽。 と言っても意味が解らないですが、実際この病気になってみると「あーそれ知ってます、私もそこまで悪化しました、大変でしたね・・・。」となって病を知っているので本当に共有してくれます。
彼は侮られて人に捨てられ、悲しみの人で、病を知っていた。
キリストは肉体を持っている人間の事を知っておられますので、とても心強いです。
なぜ地上に肉体を持ってこられたのか?同じことを知るために来られたのも一つあると思うのです。
というわけでいつも神様に感謝しつつ生きていきたいものです。