朝一から夫といっしょに移植コーディネーターさんより生体肝移植・脳死肝移植の説明をうける。

今後は、この移植コーディネーターさんが移植のもろもろの手続きや相談窓口になってくれるらしい。

いっぱいいっぱいなのか、あわてんぼうの40代くらいの女性。

 

脳死肝移植の登録は早いほうがよいとのことで申請書類に記入をする。

脳死肝移植は運次第で登録してすぐに移植出来る人もいるけど待機中に亡くなる人がほとんどだとか。

 
登録者を病状の悪い順にランキング。
臓器提供者が出ると、そこからだいたい半日以内(臓器によって違うそう)に移動できる距離にいる
なおかつ提供者と適合する人のなかのワースト1位から臓器が割り当てられる仕組みらしい。
ハードル高すぎ!

 

日本では、脳死肝移植よりも生体肝移植のほうがメジャー。

件数が多いため、日本の生体肝移植はかなり成功率が高い上、まずドナーは死なないとのこと。

なにかあったらドナーのいのちが優先。過去にひとり、ドナーが亡くなっているそうだけど脂肪肝が原因だったそう。

 

身長・体重や日頃の生活習慣について問診をされドナーは自由意志でたとえ夫婦であっても、

強要・強制は許されないそうでドナー検査の最終段階では精神科の受診が入るそう。

また、万が一、気が変わっていやになったらギリギリでも断ってOKだそう。

ネットに載ってないはなしも多く人ごとのようにただただ感心していると、
コーディネーターさんのデスクの上の荷物が雪崩をおこして書類が床にぜんぶ落下!
 
わたしもあわてんぼうなので親近感を覚える。
他人とは思えないなあ。