BS94石川 vol.226
(vol.1383)


紙一重の差とか
ほんの一瞬の差が


明暗を分けるのが
スポーツの厳しさです


今回の北京オリンピックでも
さまざまなドラマが生まれています


先日の
パシュート女子で





日本チームは
惜しくも銀メダルでしたが


最後の最後まで激戦で
100分の数秒という差で
最終コーナーに差しかかった時に


まさかの悲劇が起こってしまいました


高木菜那選手が
転倒に見舞われてしまったのです


本当に一瞬のことでした


おそらく終盤は
体力的な疲労との戦いもあり


上体が起きてきてしまい


重心が上がり
風を受ける抵抗のバランスが変わる
といった


複数の要素が重なって
『まさか(転倒)』の事態が
起きてしまったと考えられます





このような
『もしも』『まさか』の状況は


ひとたび起こってしまっては
もう
どうしようもありません


『覆水盆に返らず』なのです


( Mr.Tukusui didn't come back
 ( to hometown ) in "Bon".
ではありません(>_<) )


最大摩擦力の範囲内で
抑えられるかどうか
なのです?!


( 伝わりますでしょうか…(^^;) )


そして残念なことに
この『もしも』『まさか』の事態は


ひとたび起こってしまうと
もう
どうしようもないのです


( 起きてしまった事実を
過去に戻って
やり直すことは不可能です )


起こってしまった『事実』に対して
粛々と
対応していく他にありません


( ここは多くの場合において
法律が絡んできますので


士業の先生方の
お力をお借りすることになります )


重要なポイントは
『もしも』『まさか』が起こる『前』に


しっかりと準備・対策を
しておくことなんです


一般的に言われる
『ほしょう(保障・補償・保証)』に
共通していることは


もしも・まさかの事態が起こる前の
何も起きていない
普通の状態の時に


しっかりと内容を把握した上で
契約しておくことが大切なのです


そして


実際に起こって欲しくは無いのですが


もしも・まさかの事態が
『もし本当に発生したらどうなるか?』
ということを


あくまで想像の世界で


『あなた』の環境で
いかに
具体的にイメージできるかどうかが


重要なのです


具体的にイメージできなければ
対策の取りようが無いのです


車で事故を起こした後に
任意保険に加入して
事故請求をすることはできません


実際に家が火事に遭ってから
火災保険に加入しても
当然ながら支払の対象にはなりません


不幸にして
命を落としてから
生命保険を契約することは出来ません


何もない時に
『もしも』『まさか』の事態を
イメージして


前もって準備・対策をしておくことが
重要なのです


そしてそれを
売り手都合に丸投げするのではなく


『あなた』自身と
あなたの周りの大切な方々のために


全体最適となるカタチを
あなた自身が選択・判断して
創り上げていくことが大切なのです