vol.466
（ＢＳ７５福井３９日目）
今年もまた
夏は猛暑日が連続して
連日３０度を超える暑さかと思えば
最大級の台風まで接近しており
極端な日々が続いていますが
子供の歌の『アイスクリームの歌』からも
連想できるように
『冷やす』という技術がもたらす恩恵は
計り知れないものがあります
その最たるものは冷蔵庫です
そして
その機能を強化した冷凍庫です
（ さらには
冷房の機能を備えたエアコンまで
普及しました ）
この技術により
特に冷凍という機能を利用することで
食料を長期間保存することが
可能になったのです
現在では
単に保存するだけでなく
冷凍されることによって
食材の成分や性質が変化することを
利用することで
新しい食感を生み出したり
調理をカンタンにしたりしています
（ 近年はキャンプをしていますが
クーラボックスに氷を保存しておくことは
必須で
家庭では当たり前にある
冷蔵庫とエアコンの存在が
いかに有り難いかということを実感します ）
そんな中
先日は注目されている冷凍術が
３つ紹介されていました
１つめは
『下味冷凍調理術』です
…ちょっと話がそれますが
日本語の書面への表記の仕方って
とても素晴らしいですよね
それは
ひらがな・カタカナで
全ての読み方も表現し
（ カタカナは主にで外来語を表現し ）
漢字で
いろんな意味を表現している点です
漢字を読むだけで
何となく
意味が理解できてしまうのですから
ということで本線に戻ります（笑）
このワザは
食材を冷凍保存する前に
ひと手間加えることで
実際の調理をカンタンにします
具体的に１つの例をみてみましょう
『しょうが（生姜）焼きセット』です
やり方はカンタンです
しょうゆやしょうがなどの調味料と
豚肉・玉ねぎを
ジップロックなどに入れて
よく混ざるようもみ込み
平らにして冷凍します
ポイントは
下味を付けてなじませるという点と
平らにするということです
すると固まった後は
書類を整理するかのように
縦に並べて
省スペースで保存できるのです
実際の調理の時には
フタをして
弱めの中火で５分ほど
蒸し焼き解凍すれば出来上がるという
カンタンさです
この調理法が美味しくなる理由も
ちゃんとあり
豚肉は
いきなり加熱すると固くなるのですが
一度冷凍することで
タンパク質を分解してくれるので
その後加熱しても
固くならずに
味もよく染み込むのです
同様にして
豚肉・たけのこ・ピーマン・調味料などを
下味冷凍した
青椒肉絲（チンジャオロース）や
ぶり・しょうゆ・みりんなどを
下味冷凍した
ぶりの照り焼きなども紹介されていました
カンタン便利で美味しいのですから
言うことなしですよね
（ 長くなりましたので
次回に続きます ）