vol.459
(BS75福井32日目)
『餅(もち)は餅屋(※)』という言葉があります
何事も最終的には
努力に勝る天才は無いのですが
1つ1つの内容が大切ですし
ある程度のレベルまでは
ちょっとしたコツを知っているかどうかで
上達のスピードに差が出てきます
先日
小学生(と運動音痴のおねえさん)を対象に
次の3つの運動能力がアップするコツを
その道の専門家がアドバイスする
という番組がやっていました
それは
・ボールの投げ方
・走り方(短距離)
・二重跳び
です
一般的には
上達が実感できるほど
そのことが楽しくなります
『好きこそものの上手なれ』ですよね
では
1つずつみていきましょう
まずは
ボールの投げ方からです
ボールといっても
スポーツの種類ごとに
様々な大きさのものがありますが
今回は野球を想定してください
何でもそうなのですが
一般的に人間は
同時に理解して実践できるのは
せいぜい3つと言われています
そして
『(言葉が)短くて』『カンタンで』
『インパクトがある』と
インプットしやすいのです
(これも3つのポイントですね)
昔の某(ぼう)有名なゴルフ漫画でも
スイングのリズムを
『チャーシューメーン』のテンポ
(三拍子)で取るよう
指導しているシーンが
インパクトあるように
我々が存在する『三次元』空間では
『3』という数字にも
ルーツを辿(たど)ると
何か日本人らしい由来に収束している
ような気になってきます
話が逸れましたが
今回の『投げる』という動作も
そのコツは三拍子のようです
一言で表現すると
『トントンクル』です
( 聞いたことがなければ
『はぁ!?』とか『はい!?』と
思わず声を出してしまいそうですが… )
まずは
横を向いて立ちます
その状態で『トントン』です
何をトントンするかと言うと
投げる方の手の甲を
後頭部にトントンとするのです
このような動作をすると
自然に肘が上がるのです
そして三拍子目は
腰を『クル』っと回して投げる
という意味です
これらのポイントの通りに
15分くらいトレーニングをやると
まともに前に投げられなかった子供でも
15mくらい投げられるようになったのです
( 次回に続きます )
(※)餅は餅屋
何事もそれぞれ
その道の専門家に任せた方がいい
という意味と
どれだけ上手であっても
素人(しろうと)は専門家には
かなわない
という意味があります
今回は前者の意味で用いています