それから2年程はある程度食生活には意識していましたが、特に症状があるわけではないので入院前とそれほど変わらない生活を送っていました。
それともう一つ。実は私は1日80本を超えるヘビースモカーなのです。
恥ずかしい事に44歳の現在も禁煙できずにいます。
これは糖尿病に限らず、体に良い訳がありません。
糖尿病だけでも動脈硬化を始め、様々な病気のリスクが高まる上に、喫煙習慣はさらにそのリスクを高めます。
1度危険な病で入院したにもかかわらず、全く意志の弱さは変わりません。
何度か本格的に禁煙を試みましたが、最長で2週間成功したのが2度。
1ヶ月続いた事はありません。
1年前に禁煙外来に通いましたが、結果は全くダメでした。
今年こそはと思いながら今日も吸っています。
さて、退院後また、食事制限も運動も続かず、治療も検査も受けずに過ごしていましたが、多少昔より疲れやすくなったかなと思うくらいで、加齢によるものだと思っていました。
ところが39歳の時に上顎の奥歯がグラつき出し、数週間後に抜けてしまいまいました。
歯周病が進行していたんですね。
実は糖尿病と歯周病は深く関係しており、歯周病は糖尿病の合併症と言われています。
糖尿病による高血糖、高インスリン血症が太い血管も毛細血管も傷つけて、いろいろな合併症を引き起こすのですから、口腔内も例外ではありません。
それどころか歯周炎があると血糖コントロールが難しくなって、更に糖尿病を悪化させるのです。
まさに悪循環です。
糖尿病の治療には歯周病の改善も効果的だそうです。
歯科医医師から部分入れ歯を提案されたので、上顎の奥歯は部分入れになってしまいました。
入れ歯は本当に煩わしいですね。
私も毎日歯磨きはしていたのですが、飲んで帰ると歯磨きせずにそのままベッドという事も多かったし、その後の検査で食後血糖値が200mg/dlを超えていたと知りました。
喫煙もまた歯周病の温床です。
喫煙・高血糖=歯周病の加速
それから半年位経つと部分入れ歯を支えている隣の歯に負担がかかり、今度は隣の歯も抜けてしまいました。
歯科医師はインプラント治療を進めてきました。
私は始め気が進まなかったのですが、糖尿病でも、ひどくなければ大丈夫との事。
入れ歯の煩わしさから解放されると説明を受けていたので、それならばと決心しました。
私は若い頃に前歯を2本折っていたので前歯は差し歯(ブリッジ)でした。(理由はご想像に任せます)
歯科医の提案はこの差し歯も含めて前歯から左奥歯まで、まとめてインプラントにするということでした。
差し歯を支えている歯も部分入れ歯と歯周病で負担がかかっているので、いずれ抜けるリスクが高いというのです。
数年前糖尿病が発覚したが、今は特に検査や治療もしていないが、それでも大丈夫かと念を押して伺いました。
その歯科医師は既に数百例のインプラント経験があると言い、数人の高齢者を除けば失敗は無いといい、大丈夫でしょうということでした。
私もどうせなら1度にやってしまえと思い歯科医師の提案を承諾しました。
金額は170万。
それも全額前払い。
それでも完治した時の事を思い、部分入れ歯の煩わしさからも解放されると思い、前向きに考えてインプラント治療を受けました。
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