本業が本当に忙しくて、大変です。私の顧客は大企業がほとんどですが、みな、改革や投資が多くて、プロジェクトが目白押しです。私の仕事は考えることが中心なので、誰かに任せられず、とにかく時間がとられるのです。ま、仕事がたくさん来るというのはありがたいことですが。

また、25日はパーフェクトパートナーさんの賃貸住宅フェアでのセミナーでした。

 

そうした間をぬって、フィナンシェの会を東京で1回目、というか0回目として開催。水戸では2回目を開催しました。投資や起業の勉強をしつつ、未来には、我々が投資シンジケートになれるようにしたいと思っています。

 

さて、前回書いた通り、商品券もおなじ現金等価物ということで、商品券のことを書きたいと思います。

 

最近の貨幣の話の中で、貨幣とは、限られたグループ内での信用が成り立つ交換可能な価値の代替物としてきました。金、紙幣、暗号通貨(仮想通貨)、ポイントも貨幣ですとしてきました。

 

同じ定義では、商品券もそうなのです。商品券は限られたグループ内での信用が成り立つ交換可能な価値の代替物、つまり貨幣です。現金等価物と言ってもいいですが、まあ、貨幣としましょう。

 

商品券は限られた業界や商店(デパート)や商店街で使えるわけです。現金と同じ意味を持っています。現金と交換して使うわけですから。

 

商品券を買えるのは、その商品券が使えるところがほとんどですが、金券ショップでも買えます。売ることができるのは金券ショップくらいですので、金券ショップはあたかも商品券と日本円の「両替所」みたいなものです。

 

商品券は同じ1万円の額面でも、商品券の発行元、使える先などで価格が変わります。1万円の商品券が9800円で買えたり、9500円で買えたりするのです。つまり、為替の強弱のように、商品券に強弱があり、信用があるようなものです。

 

それから、面白いのはデパート商品券などの友の会です。こちらは、ある一定額を毎月積み立てると、積立期間の最後にボーナスがつくのです。

 

我が家がやっている京成百貨店では、毎月1万円を12か月積み立てると1万円の商品券をボーナスとして追加でくれます。1年で、12万円が13万円に増えるのですね。利率に直せば、ざっくり8%くらいでしょうか。

 

これは、もう、金融投資みたいなものです。もし、その百貨店で必ず買い物するならこれはやらないわけにはいかない。イメージしてもらうと、京成百貨店“国”で経済活動をするなら、そこでお金(商品券)を積み立てると、利息がつく、しかも、8%もつく、というわけです。

 

と、いうことで、我が家はデパート友の会は積み立てています。どうせ、お中元・歳暮は百貨店名で送りますし、シャツやスーツは百貨店で仕立てます。要は、必ず、京成百貨店で買い物するので、であれば、京成百貨店“国”の貨幣であるデパート商品券に日本円を交換し、積み立てることをしているわけです。

 

皆さんも、いかがですか?