日常のサティと歩く瞑想は、日々気付きがあって、進歩が感じられて面白かったものの、座る瞑想は依然として苦痛以外の何ものでもなかった。体の動きを止める分余計に、心は妄想に回転しまくる。


座っても体は全然静止しない。5分に1回は薄目を開き、壁の時計を確認し、気付けば背中はダラッと落ち、10分に1回は足を組みかえる。そんな状態から、徐々に10分位は目を閉じられるようになり、15分位は足を組み替えなくても座れるようになるが、心は妄想に飛びまくる。足の痺れや、暑さや、空腹感はサティの対象にはなるけれど、サティしたからって痛みやイライラはどうしようもない。それでも眉間に縦皴寄せながら、気が付いたら膨らみ縮みに戻る。気が付いたら戻るをとにかく繰り返す。


この頃、外国人修行者の指導者=(イコール)マハシ瞑想センターの最高指導者が入れ替わり、その最高指導者とのインタビュー(瞑想の個人面談指導)が週2回定期的に行われるようになった。最高指導者は二人いらっしゃって、半年交代らしい。それまでの指導者が少々体力が落ちていたり、外出などでインタビューは週1回程度、不定期だったのに比べ、修行者一同の士気が上がったのが感じられた。

インタビューは基本的に英語で行われるが、ミャンマー語に堪能なミャンマー在住の日本人のお坊様や、少女時代を日本で育った日本語とミャンマー語のバイリンガルのミャンマー人女性がボランティアで通訳に来てくれた。


加えて週1回、外国人修行者全員が一堂に集められ、最高指導者のダンマトーク(法話)が行われた。実にいろいろな国からやって来る修行者達と指導者の質疑応答がなんとも面白く、仏教(テーラワーダ仏教)への理解も深まった。




自分のやる気のレベルアップに応じて、周りもレベルアップして、どんどん環境が整っていく。

表層意識と深層意識が同じ方向に向かって進んでいる時ですね^^


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