野狐禅RRPGのブログ
『雲門文偃』


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【第83則 《雲門露柱相交》】


 【本則】


 雲門が衆生に質問した。


 「過去と現在が調和しているとは、仏のどういうハタラキだ?」。


 誰も答えなかったので、雲門が答えた。


 「南の山には雲が起こり、北の山には雨が降る」。


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 【頌】


南山雲、

北山雨。

四七二三面相覩。

新羅国裏曾上堂、

大唐国裏未打鼓。

苦中楽、

楽中苦。

誰道黄金如糞土。


*


 頌って云う、


 南の山には雲が起こり、


北の山には雨が降る。


 インド歴代二十八祖と禅宗歴代六祖が、


一同に顔を合わせたぞ。


 新羅の国では、もう説法が始まったというのに、


唐の国では、説法開始の太鼓すら鳴らない。


 苦の中に楽あり。


 楽の中に苦あり。


誰が言ったのか?黄金も糞土も同じだとは。


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【公案の解答例】


 インド歴代二十八祖や禅宗歴代六祖は、つながっているようで、バラバラだ。


 インド歴代二十八祖や禅宗歴代六祖は、バラバラなようで、つながっている。


*


 新羅の国の説法と唐の国の説法は、同じ内容であっても、開始の時間はバラバラだ。


 南の山の雲と、北の山の雨は、因果があるようでなく、ないようである。


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 過去と現在は、つながっているようで、つながっていない。


 過去と現在は、つながっていないようで、つながっている。


 過去の出来事に執着せず、現在の環境に溺れない。


 自分の居場所は、過去と現在のバランスが、ちょうど取れるぐらいに設定しろ。