軽薄な勢いが戻ってきた!「オールナイトフジコ」生放送 | リアルパワーストーン by 風水師・西山貴琉

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先月末をもって約40年続いたサブカル

系の深夜TV番組「タモリ倶楽部」が、

惜しまれつつ終了しました。


名物コーナーの「空耳アワー」は有名

ですが、80年代の頃は素人(?)女性

が絵画の額縁の中でTバックの生尻を

披露し、それをタモリと山田五郎が鑑

賞しながら☆印の数で評価する「5つ

ぼしり」というコーナーも大好きでし

た!


今ではコンプラ的に放送NGな企画内容

なのかもしれませんが、当時から山田

五郎さんは今の髪型で、ほとんど変わ

ってないことに驚きを禁じ得ません。


「タモリ倶楽部」は終了しましたが、

当時の無茶苦茶なバイブレーションを

感じさせる深夜情報番組「オールナイ

トフジ」を復活させた「オールナイト

フジコ」が始まるということで、つい

何となく見てしまいました…。なぜか

当時のワクワク感が蘇ってきて、ある

意味、感動しました!



番組冒頭、フジテレビ社長や専務、さ

らに秋元康先生、指原莉乃まで登場す

る熱の入り方で、生放送の収拾のつか

ない感じがどことなく懐かしく、当時

の軽薄なフジテレビの勢いが戻ってき

たような錯覚に陥りました。



「オールナイトフジ」は、素人の女子

大生を並べて片岡鶴太郎と秋本奈緒美

が司会を務める生情報番組でしたが、

自分が大学生になると同時に始まった

こともあって初回から見ていました。


その後、無名だった頃のとんねるずに

司会が代わり、松本伊予が書いた本を

本人に紹介してもらおうと振ったら、

「まだ読んでないから、わかんない」

と答えた衝撃的伝説のシーンもリアル

タイムで見ていました。


当時の映像は番組内で紹介され、素人

の現役女子大生にアダルトビデオの新

作情報を案内させるなど、今では炎上

必至の考えられないようなことをして

います。


でも、そんなことが面白かったような

気もします。


もちろん、そんなに毎回真剣に見てい

たわけではありませんが、土曜の夜の

深夜番組としては視聴率7%を超える

人気で、女子大生ブームを巻き起こし

ました。


なかでも人気だった3人の女子大生は

「おかわりシスターズ」と命名され、

番組2年目の頃には「恋をアンコール」

という曲を発売し、高校の時の友達も

このレコードを買っていたぐらい、そ

こそこヒットしていました。




今回復活の「オールナイトフジコ」も

現役女子大生15人を並べ、お笑い芸人

「さらば青春の光」の森田と二人きり

で個室サウナに入らせてインタビュー

させるなど、意味不明の悪ノリ企画も

あったりして、そのくだらなさに思わ

ずニヤニヤ見入ってしまいました。


単なるオヤジ受け狙いの企画?とは、

思いませんでした。それなら若い世代

向けの深夜枠に生放送する意味がない

でしょう。


これ、SNSではメチャクチャ非難され

るような内容なのでしょうか?


もしくは、若い人たちに受け入れられ

ず、オヤジ世代の「懐かしい」だけで

終わってしまう短命企画なのでしょう

か?


「オールナイトフジ」は、バブル前夜

のイケイケ時代からバブル崩壊まで、

10年近く放送されていました。


自分には、この作り込みのない軽薄な

くだらなさに、フジテレビ全盛時代の

勢いが感じられました。


テレビがつまらなくなったと言われて

久しい昨今、このコンプラぎりぎりの

生の緊迫感と炎上必至のハプニングを

「オールナイトフジコ」には期待して、

また見てみたいと思います。