世界で最も売れたQUEENの曲トップ10 | リアルパワーストーン by 風水師・西山貴琉

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前回の続きです。

 

世界で最も売れたQUEENの曲

1位から5位までは前回の記事をご参照

ください。

 

ランキングに関して昨年、とんでもない

話を聞きました。昨年、全米1位(ビル

ボード)になった曲のなかには、1週間

でわずか3000枚しか売れていないもの

があるそうです!

 

最近は配信の売上げが多くなったとはい

え、有料ストリーミング再生も含め6万

ユニット程度だそうで、「そんなもんで

全米1位になれる時代なのか…」と愕然

としてしまいました。

 

以前から、ビルボードの週間ランキング

順位と音楽の売上げ枚数は必ずしも一致

しない、という話をよく聞きました。


それで、80年代の後半に集計方法が変わ

りましたが、ますます乖離が進んだよう

で、最近は有料配信分や再生数も合わせ

てランキングされているようです。


それでも3000枚で1位になれる売上げ指

標などアテにならない、やっぱり恣意的

なポイントが入っているチャートなのか、

という疑念さえ強くなります。

 

とはいえ、半世紀以上にわたりビルボー

ドよりアテにできる全米チャートがなか

ったわけです。それだけ全米は全英など

に比べて遥かに広く、実数がつかみにく

いということなのでしょう。

 

そのため、しばらくたってから急にとん

でもない数字が飛び込んでくることがあ

ります。それが、別組織によるRIAA

公認ディスクという集計で、全米では25

万枚の売上げで「シルバー」、50万枚で

「ゴールド」、1976年からは100万枚の

売上げで「プラチナディスク」というもの

も創設されました。

 

ちなみに、1975年以前(ビートルズの時

代など)は、どんだけ売れても「ゴールド

ディスク」でした。


現在は1000万枚で「ダイヤモンドディス

ク」という呼称も新設されています。

 

全英では、シングル曲の場合、20万枚で

「シルバー」、40万枚で「ゴールド」、

60万枚で「プラチナ」となります。

 

イタリアでは、5万枚で「プラチナ」で

す。つまり、全米市場規模はイタリアの

20倍と考えられます。

 

しかし、全英の実質市場規模は、全米の

1/3以下ですから、それだけ全英プラチ

ナディスク獲得は価値があるともいえま

す。

 

もちろん、この制度は正規の売上げ枚数

把握が可能な数カ国だけで、現在、市場

規模世界2位の中国ほか、ほとんどの国

の数字は出ません。

 

つまり、世界売上げとは、ほぼ推計で近

い数字を出しているものなのです。以上

を踏まえ、下記のランキングをご覧くだ

さい。

 

 

《世界で最も売れたQUEENの曲は?

=6位》

 

 

1984年発売のアルバム「ザ・ワークス」

からのシングルカット第1弾。既に大物

バンドとなっていたQUEEN後期の幕

開けを飾る代表曲です。レディー・ガガ

の芸名がこの曲から付けられたのは、ご

存知のとおり。少なくとも世界7つの国

と地域で1位、全英をはじめ世界8つの

国と地域で2位になっています。

 

しかし、全米では最高16位、日本では、

記録が出てこないほど売れていません。


日米でのQUEEN人気(第1次ブーム

?)は完全に終わったな、というのが当

時の実感です。確かに70年代の日本人が

好きだったQUEENとは全然違います。


それは当然、ドラムのロジャー・テイラ

ーが作った初のヒット曲であり、多くの

新たなQUEENファンを獲得した彼の

最大のヒット曲となったことからも容易

にわかるでしょう。

 

 

《世界で最も売れたQUEENの曲は?

=7位》

 

 

1978年発売のアルバム「JAZZ」から

のシングルカット第2弾「ドント・ストッ

プ・ミー・ナウ」(フレディ・マーキュリ

ー作)は、発売当時から人気の高い曲でし

たが、全英9位、全米86位?…というのが

最高記録。目を疑いました。各国の最高位

を見ても、すべて10位以下。もし、順位だ

けで比較したら、QUEENの曲のなかで

トップ20にすら入りません。

 

ところが、全英でも全米でも、プラチナ

ディスクに認定されているのです。イタ

リアではWプラチナ、合計すれば3カ国

だけで170万枚以上になり、どんなに少

なく見積もっても世界総売上げが200万

枚以下になることはあり得ません…これ

は一体、どういうことでしょうか?

 

よく見ると昨年、ロック専門チャートで

全米8位になっており、日本でも37位ま

で上がったそうです。当然、映画『ボヘ

ミアン・ラプソディ』のラストで使われ

た影響で、いっぱいストリーミング再生

されたからでしょうか?…よく、わかり

ません。

 

はっきり言えるのは、長い間、地道に愛

され続けてきた曲だということです。


事実、QUEENの曲の人気投票で最近、

3位に選ばれたそうです。これがファン

の総意ということでしょう!

 

 

《世界で最も売れたQUEENの曲は?

=8位》

 

 

おそらく最も有名なQUEENの音楽

PVでしょう!

 

1984年発売のアルバム「ザ・ワークス」

からのシングルカット第2弾となった、

ジョン・ディーコン(ベース)の作品で、

日本語タイトルは「自由への旅立ち」。


当時、既にゲイを公言していたフレディ

と共に、QUEENのメンバー全員で女

装するという、ひと皮剥けた問題ビデオ

に大笑いしました。


それが、日本ではまるで受けず、全米で

も最高45位…泣けてきます。

 

しかし、それ以外の国では軒並み大受け。

わかっているだけで、オーストリア、南

アフリカ、オランダ、ベルギーの4カ国

で1位、全米45位より低い数字はどこに

も見当たりません。が、最終的にはなぜ

か全米でも「ゴールドディスク」に認定、

全英でも50万枚以上のセールスで最高3

位。つまり、米英の2国で100万枚以上、

各国のチャートを見る限り、世界売上げ

は少なくともその2倍、もしくはそれ以

上と推定されます。

 

 

《世界で最も売れたQUEENの曲は?

=9~10位》

 



 

 

1978年発売のアルバム「JAZZ」から

のシングルカット第一弾として、両A面

カップリングされた2曲。


「バイシクル・レース」はフレディの作品、

「ファット・ボトムド・ガールズ」はブラ

イアン・メイの曲です。


PVには、全裸で自転車に乗る大勢の女性

たちが登場し、全盛期の勢いそのままの話

題曲でしたが、最高位は全英11位、全米で

は、なんと24位??

 

フランス、オランダ、ノルウェーの3カ国

で7位を記録していますが、あとは10位

以下(どちらの曲も各国で同じ順位ですか

ら、1枚のシングル曲としての扱いです)。


この順位では、やっぱりQUEENの曲で

歴代トップ10には絶対に入るはずがありま

せん。

 

しかし、全英ではシルバーディスク、全米

ではダブルプラチナ(200万枚以上!)

を獲得しており、これは全米1位でも良い

ほどの売上げです。


その後「ドント・ストップ・ミー・ナウ」

のような目立った記録もありません。


考えられるとすれば、異常に長く売れ続

けたのか、もしくは全米週間ランキング

順位がいかにアテにならないか、のどち

らかでしょう。世界売上げは、少なくと

も300万枚以上と推計されますが、両

A面なので、半分ずつの計算で同率9位

です!

 

 

というわけで数字の話ばかりになってし

まいましたが、もう一つだけ、両A面で

プラチナディスクに輝いた全英1位の曲

があります。

 

それは、フレディ・マーキュリーの生前

に撮られた「最後の映像作品」といわれ

ているPVで、胸を締めつけられます。

 

その他にも全英1位の曲が実はまだ二つ

もあり、トップ10からはみ出してしまっ

たので、次回そこまでは、ご紹介したい

と思っています。

 

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