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国内 HPC 市場、2010年は前年比-48.5%の大幅後退
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IT 専門調査会社 IDC Japan は2011年6月20日、国内ハイパーフォーマンスコンピューティング(HPC)市場における2010年の分析と2011年から2015年の予測を発表した。

調査によると、2010年の国内 HPC の市場規模は211億円となり、2009年の410億円からの大幅なマイナス(48.5%減)となった。2009年は「地球シミュレーター」の超大型案件があり、その反動が大きく出た。

IDC では、HPC システムを、価格帯によって、5,000万円以上を「テクニカルスーパーコンピューター」、2,500万円~5,000万円未満を「テクニカルディビジョナルコンピューター」、1,000万円~2,500万円未満を「テクニカルデパートメンタルコンピューター」、1,000万円未満を「テクニカルワークグループコンピューター」と分類している。

2010年は、テクニカルスーパーコンピューターが前年比70%近い減少を記録した反面、テクニカルデパートメンタルコンピューターとテクニカルワークグループコンピューターでは、前年比プラス10%前後の堅調な成長だった。

また、大学や官公庁の研究機関などの「学術系 HPC」の需要が減少した反面、電機、機械などの製造業と金融業向けの「産業系 HPC」の需要がやや戻ってきている。

今回の予測では、2011年の国内 HPC の市場規模は、東日本大震災の影響で需要が減少して、前年比3.7%減の204億円になると予測している。また、2015年の国内 HPC 市場規模は227億円になるとみている。

2010年~2015年の年平均成長率(CAGR)はプラス1.4%と予測している。製品分野別では、価格対性能比に優れた x86 サーバーを用いたクラスターシステムが、今後さらに増加すると予想した。

IDC Japan サーバーリサーチマネージャーの林一彦氏は次のように述べている。

「2011年の国内 HPC 市場は、東日本大震災による直接的なダメージと、電力不足による景況悪化の影響により減少するとみている。また、x86 サーバーの性能向上によって、HPC のシステム価格は減少傾向にある。サーバーベンダーは、x86 サーバーのクラスター技術を生かした新たなアプリケーションの開発を促進する必要性があるだろう」

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