訪問ありがとうございます・・

(-^□^-)

インターネットで数時間で80万円稼いだ秘密はこちら
ケータイゲーム発!「コロプラ」の物産展が大盛況
「コロプラ」の物産展。会場となった東急百貨店吉祥寺店の催事エリア
 6月9日、東急百貨店吉祥寺店で一風変わった物産展が始まった。平日(木曜日)だというのに、前日の夜から並ぶ徹夜組が約50人。当日の朝も、百貨店の開店前から約300人が列を成した。初日9日の午前中は500人近くの行列ができ、昼過ぎまで入場規制がかかっていたという人気ぶりだ。同百貨店の催事では北海道物産展が人気No.1だというが、催事担当者は「平日だというのに、北海道物産展の土日をしのぐ人出。『想定外』です」と舌を巻く。

【ケータイゲーム発!「コロプラ」の物産展。屋上のカフェもコロプラ仕様に!】

 これは現在194万人のユーザーを抱える人気のケータイゲーム「コロニーな生活☆PLUS」(以下、コロプラ)発の物産展。「日本全国すぐれモノ市-コロプラ物産展2011」と題して、6月9日から15日までの1週間開催されている。物産展に出店しているのは日本全国から参加した「コロカ店舗」だ。コロカ店舗とは、コロプラと提携している名産品販売店のことで、コロプラユーザーが買い物をするとその金額に応じてゲーム内で利用できるカード「コロカ」を提供するというもの。今回の物産展には現在100店舗余りのコロカ店舗のうち40店舗が参加している。いつもであれば日本各地に行かないと購入できないコロカ店舗のお土産が、1カ所に集まっている……それがコロプラユーザーを引きつける一番の理由となっている。

 会場では、コロカ店舗が普段販売している商品に加え、今回の物産展限定のコラボ商品が販売されている。これもユーザーにとっては大きな魅力だ。コロプラのメインキャラクターであるクマをかたどった和菓子や小物、張り子のおもちゃなどのほか、「星の目/空の目ストラップ」「目立ち鯛の箸置き5色セット」「わらし箱」など、コロプラで遊んだことがある人ならばニヤリとすること確実なコラボ商品が並んでいる。

 物産展の盛況ぶりは、コロプラや東急百貨店吉祥寺店の予想を大きく超えていたようだ。先着100人にオリジナルノートを、5000人にステッカーを配布する予定で準備していたが、開店直後の時点ですでにノートは不足。「何かあったときのために」と持ってきていた非売品のコインを配った。行列する人たちに、コロプラの代表や社員が総出で記念グッズとペットボトルの水を配って回った。

 「初日は1500~2000人くらい来ていただければ大成功と思っていたのですが、3000人くらいの来場者になりそうです。(東急百貨店吉祥寺店の)催事では1週間に1000万円売れたら成功だそうですが、開場3時間で500万円を超えていました。午前中、売り場が狭くてご迷惑をおかけしたので、明日以降は売り場を拡大し、土日はレジも増やして対応予定です」(コロプラ広報担当)

●「コロプラ」とは?

 コロプラの前身である「コロニーな生活」は2003年5月にスタートした。携帯電話のGPS機能を使って位置登録をし、移動した距離に応じてコロニー(植民地)を育て、人口を増やしていくというゲームだった。この基本コンセプトは今も変わっていない。

 2005年5月、「コロニーな生活☆PLUS」としてリニューアル。このときに「お土産」(位置登録した場所に応じて、特定の場所でだけ入手できる)や「アイテム」(コロニーを模様替えできるフィールドテーマや特定のイベントで使えるものなど)などの要素が加わった。その後もコロプラはさまざまな要素を追加して、位置情報や時間経過をキーにしたいろいろな楽しみ方が可能な多面的な位置ゲーになっていく。位置情報サービスというと「foursquare」が有名だが、foursquareが「さまざまな場所に行って/同じ場所に何回も行ってバッヂを集める」というシンプルなルールなのに対し、コロプラはたくさん移動する人も移動しない人も、それぞれに遊べるようになっているのが特徴だ。

 2007年、NTTドコモのiエリアに対応、GPS機能が付いていない携帯電話でも、基地局情報を使うことで位置情報を登録できるようになったのが、急激なユーザー増のきっかけになった。

 ユーザー数が増えたことを受け、次に打ち出したコンセプトが「Internet to Real」だった。ネットから、いかに人をリアルに動かすか。その例の1つがコロカ店舗だ。コロカ店舗は日本全国に散らばっており、公共交通では行くのが大変な場所にある店舗も少なくない。「コロプラがきっかけになって、お出かけをしてもらいたいんです。行きにくいところにも行ってほしいし、できるだけ全国に、という思いがあるので、県ごとに4店くらいまでという目安を決めています。現在コロカ店舗は約100店ありますが、上限は200店と決めてるんです」(コロプラ代表取締役、馬場功淳氏)

 コロプラでは、コロカ店だけでなく、東京メトロやJR各社、近鉄といった交通機関と提携してコロプラ用のきっぷを発売したり、リクルート、じゃらんといった旅行関連会社と提携してコロプラツアーを行ったりしている。いずれもコロプラをきっかけに人が動いてくれること、「Internet to Real」の実践例だ。

 「コロプラの収入は、リアル事業(コロプラ店舗や宿、きっぷなどからの売上)と、ゲーム内の売上(アイテム売上や広告など)に分けられます。今は圧倒的にゲーム内売上が多いですが、リアル事業の売上を伸ばしていきたい」(馬場氏)

 いま、馬場氏がコロプラ最大の課題と考えているのが一般への認知拡大だ。現在コロプラではローソンや伊藤園と共同でキャンペーンを行っているが、これはコロプラの名前をよりたくさんの人に覚えてもらうための施策だという。「ユーザーはもっと増やしていきたい。現在約194万人、毎月7万~8万人ずつのペースで増えていますが、1000万、2000万人くらいのユーザー数を目指したいんです。まずは『コロプラ』という名前を覚えてもらうこと。テレビCMも準備しています」(馬場氏)

●震災がきっかけで物産展をやろうと決意した

 「物産展をやりたいね、という話は1年くらい前からしていました。でも、計画が本格化したのは今年に入ってからです。震災が決め手になりました」(馬場氏)

 東日本大震災が起きたとき、コロプラではさまざまな形で東北への支援を行った。延べ6万4855人のユーザーから集めた約4000万円に、コロプラ社からの1000万円を足し、計5000万円超を日本赤十字社に寄付。このほか、被災地など電波状況が不安定な場所で電波状況や基地局を確認できる「位置登録実績マップ」の提供するなどの活動も行っている。

 コロカ店舗は東北にもたくさんある。「震災が起こって、(東北のお店を)応援しなくちゃ、自分達らしいやり方で、と思って。それで3月に物産展をやろうと決意しました。電力が心配だったので『夏になる前の6月にやろう』と決めて、4~5月で準備をしました」(馬場氏)「今回の物産展では陶器や食品、その他工芸品などまんべんなくさまざまなジャンルの店舗にご協力いただいていますが、東北の店舗は特に重視しています」(広報担当)


【関連記事】
位置ゲー発、コロプラがゲームと連動した物産展を開催
位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(計画編)
位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(出発進行編)
位置情報ゲーム『コロプラ』で“130円大回りの旅”を満喫(完結編)

「この記事の著作権は Business Media 誠 に帰属します。」