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 新横浜駅(横浜市港北区)の北約1・5キロ、鶴見川に近い丘の上に市立新羽中学校はある。校門脇には「明日を植える 心を植える」と書かれた看板が掲げられる。ここは「いのちの森づくり」を進めるモデル校であると同時に、隣接する小学校や地域住民ら約2000人が毎年行う防災訓練の拠点でもある。
 森と防災には深い関係がある。東北を襲ったあの大津波で、防風・防砂・防潮が期待された松林は根が浅いため壊滅したが、シイやタブ、カシなど、その土地本来の広葉樹は深く根を張るため残り、付近の家々を守った。
 世界的な植樹活動で知られる宮脇昭・横浜国立大名誉教授が植えるのはこうした樹木で、災害から人の命を守り、動植物の生態系をはぐくむことから「いのちの森づくり」と呼ばれている。
 9日に同校で植樹祭が行われ、宮脇さんの指導により約400人の全校生徒が1650本を植えた。「木々は火災の延焼、地盤の崩落を防ぎます」と増井真校長。こうした森は9000年もつというから驚く。
 植樹祭は学校と毎日新聞社が主催し、日本財団が助成、植樹に使う土は首都高速道路が提供した。鶴見川沿いの道路建設用地の土で、有機物を含む表土をふるいにかけたという。財団と地元の大学、企業が一体となった取り組みは力強い。
 だが、懸念もある。宮脇さんによると、震災で生き残ったような防災に役立つ森は、かつては神奈川県に2860もあったが、今はわずか40だという。多くは鎮守の森。宮脇さんは「昔の人は森に社をつくり、そこの木を切ると罰が当たるという宗教性を利用して森を守った。こんな知恵を大事にしないと」と話す。
 先人の知恵を生かす取り組み、そして第二、第三の新羽中が必要だ。

5月16日朝刊

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