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 帰りたくても帰れない--。東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で立ち入りが規制されている警戒区域(半径20キロ圏内)の住民の一時帰宅が始まったが、神戸市内に避難している人たちは複雑な心境だ。着の身着のままで避難して自宅が気になるが、約600キロ離れた距離が、一時帰宅の決断を阻む。「国や自治体からの情報も少ない」とも話し、情報から取り残されているのではないかと不安を募らせる。

 「自宅が流されており、2時間の制限でどれだけ思い出の品を持ち帰られるか分からない。車で12時間もかけて戻る気になれない」。福島県浪江町から神戸市垂水区の市営住宅に避難する鈴木健一さん(44)はそう肩を落とす。被災地の情報は神戸市が各自治体のホームページを印刷したものを郵送してくる。だが、「少し遅れた情報が多い」といい、福島県内に避難している友人らに電話をして情報を集めている。

 先月22日、両親が避難する福島県二本松市まで家族5人で行ったが、その日から浪江町が警戒区域に指定され、地元までは戻ることができなかった。地震直後、急いで避難したため、一度も自宅近くの様子を見ていない。自宅が津波で流されたことも、報道で初めて知った。

 福島県南相馬市から神戸市灘区に避難している女性(37)も一時帰宅は見合わせる。「(南相馬)市は警戒区域とそうでない区域があり情報が入りにくい。自宅が全壊し、何を持ち帰ることができるのか分からない。自宅周辺の様子が知りたい」と訴える。

 一方、福島県大熊町から神戸市北区に避難する男性(37)は一時帰宅を希望する。娘3人の幼いころの写真を持ち帰りたいという。ただ、帰宅している間、9~4歳の娘3人を誰に預けたらいいのか悩む。震災後、子どもらは不安な表情を浮かべたり、慣れない生活にストレスを抱えている。一番下の娘は幼児言葉を使ったり、抱っこを執ように求めてくる「赤ちゃん返り」の傾向もある。

 男性は「政府が突然『一時帰宅』を発表して、混乱した。自宅は津波に備えて高台に建て、耐震対策も施していたが、原発事故は予想外だった。東電はどこまで補償してくれるのか」とため息をつく。【村上正】

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