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| 津波で流され、海岸近くの田んぼに横たわる木=仙台市若林区で2011年3月12日、津村豊和撮影 |
◇岩手
岩手県の津波による被害は86ヘクタール。陸前高田市では、7万本の松が優れた景観を形作っていた高田松原などが大きな被害を受けた。防潮林のあった場所が地盤沈下で海に沈んだケースも多く、復旧には用地確保が課題だ。山火事被害は宮古市田老や山田町など4市町で計665ヘクタール。県森林整備課の赤沢由明課長は「都市計画づくりや防潮堤建設ができないうちは決められないが、復旧に向けた検討を進めたい」と話した。
◇宮城
このうち防潮林の被害が最も大きかった宮城県では640ヘクタールが流失した。仙台市若林区荒浜や亘理町などでは更地と化した海岸をがれきの仮置き場に使っており、撤去に3年はかかる見通しという。気仙沼市の陸中海岸国立公園では火災でアカマツや杉など、約125ヘクタールが燃えた。県森林整備課の佐藤好昭課長は「住民に植え直すかどうかなど意向を聞きたいが、この状況では難しい。住民生活が復旧していない現状では、森林復旧は後回しになってしまう」と話す。
◇福島
福島県では福島第1原発事故で立ち入り調査ができず、航空写真で約153ヘクタールの防潮林が流失したと見積もっている。担当者は「高潮などで被害が広がらないよう早く復旧したいが、いつ作業できるか見通しが立たない」と話す。
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