BREIMENファンの方たち(おまえたちの皆さん)とは年齢差があるので、念のため、セトリ・感想の前に自己紹介をしておきます。
私は40代後半です。特に音楽に詳しいわけでもなく、ただ好きな音楽を聴くだけの人間です。
おまえたちの皆さんは10~30代だと思うので、感覚や言葉遣いなど違和感を覚えることも多いと思います。
「ババアがグダグダ何か言ってるわ」くらいに思っていただければ幸いです。
また、会場内でメモや録音などはしておりません。記憶を頼りに書いています。
BREIMEN
COME BACK TO BREIMEN JAPAN TOUR 2023
名古屋エレクトリックレディランド
2023.11.17(月)
IWBYL
ODORANAI
A・T・M
PINK
脱げパンツ
aaA
utage
Play time isn't over
赤裸々
ドキュメンタリ
あんたがたどこさ
T・P・P
yonaki
チャプター
MUSICA
棒人間
ステージと客席の間に天井から白い幕が張ってあり、開演と同時にその幕に映像が写された。映画の始まりのような音楽が流れ、そこにツアーの少し前に行っていたLAの映像など。「など」と書いているのは、実は最前列にいたため近すぎて映像がよく見えなかったため。映像が終わると幕の奥(ステージ)からIWBYLの始めの音が聞こえると同時に幕が垂直に落ち、メンバーたちが現れるというなんともワクワクする仕掛け。
初めて生で見るBREIMENのメンバー達にも感動したけれど、幕がぶれることなく垂直にストンと落ちたことに少し感動。その後にスタッフの方が回収作業をされていたけれど、めちゃくちゃ重かったのではないかと思った。
ステージ上は真ん中にベースボーカルの高木祥太さん(以下、高)、ステージ向かって左からドラムSO KANNOさん(S)、奥にギターのサトウカツシロさん(カ)、サックスのジョージ林さん(林)、キーボードいけだゆうたさん(だ)と高木さんを囲むような配置。
高:赤いジャケットに米ドル札を繋げたネクタイ、フラミンゴ柄のダボっとしたパンツに黒のブーツ、パーマのかかった長髪で毛量がすごかった(私はどこを見ているんだ)、想像していたよりも骨格がしっかりしていて男っぽい
だ:白いシャツに魚の柄、私の位置からは見難かったけど、存在というかオーラがとても明るい
カ:濃い緑っぽい?テロっとしたシャツにテロっとしたパンツ、はんなりという言葉が似合うような色気のある印象
林:ダボとしたパンツ、ごつい靴 メンバー全体を静かに見渡しているイメージ
S:ドラムで隠れて服装が見えなかった。黙々とドラムを叩いているのがカッコイイ
【MCで印象に残っているものなど。順不同、大まかな内容・間違っている可能性あり】
高:…今日も会場の後ろで色々売ってるから。たくさん持ってきたからいっぱい買ってって。
(MCしょっぱなから物販の話になるとは予想外)
高:今日BREIMENのライブに初めて来たって人?(挙手を促す)(会場を見渡し)あ、あ。そんな感じか。
名古屋から来た人?岐阜から来た人?…俺、地理とか苦手だから。大阪から来た人?東京から来た人?
だ:全通二キ、全通ネキとかいるよね!
高:全通の人?
だ:(椅子でグルグル左右に回ってる。ギーギーと椅子が鳴る)なんか今日、椅子が鳴るんだけど。昨日までは鳴らなかったのに。(ギーギー)
カ:ツアーも終わりに近づくと体がだるくて(肩こりが酷くて?)。
だ:ツアーも後半になると椅子も疲れています。(ギーギー)これ(椅子の音)も音楽になります。(ギーギー)
カ:ギターが重くて。私(僕?)か弱いので。(←妙な色気)
だ:うわーセクシースカウターが壊れる―(掛けている眼鏡を上下に動かす)
utageの時に出だしの音が揃わなかったようで
S:もう一回、やる?(唯一聞けたSOさんの声)
(utageの時、ステージ全体がオレンジ色ぽくてとても印象に残りました)
T・P・Pの時にpecoriさんが舞台袖からスタッフさんに肩車されて登場。pecoriさんのパート、生で聴くと迫力があってめちゃくちゃカッコいい。pecoriさんがマイクなしで「そこに行く」と客席に向かって呟くと同時に客席に飛び込んできて、おまえたちの皆さんのテンション爆上げ!みんな飛び跳ねる飛び跳ねる!(ババアはマスクしていたこともあり途中で酸欠状態になり三途の川が見えました)
何の曲の時か忘れたけど、高木さんがスタッフさんに肩車されながらベースを弾いていた。(スタッフさんの腰が心配)
高:音楽を始めたころは音楽って自由だな、自由で良いなと思って続けてきたんだけど、最近はいろいろ闘ったりしていて。
BREIMENのライブは毎回異なるので、今日そこに君がいなければこういうライブにはならなかったというようなライブをしています。そんなBREIMENをこれからもよろしく。
チャプターは後半部分に林さんのサックスソロがあり、それがもうめちゃくちゃカッコいい!!!
それまであったことのすべてを林さんのサックスソロで回収しているような。
近くにいた男性たちから「ジョージ!!」と何度も歓声が上がる。
私がここまでBREIMENにハマったのは、林さんの存在がかなり大きい。
何度かギターソロ、サックスソロでカツシロさんと林さんはステージ前方に来たけれど、高木さんは来ないんだなぁと思っていたら、(たぶん)MUSICAの時におもむろに前方に出てきたかと思うと「よっ」と掛け声をかけて客席の柵の上に右足を掛けてきた。左足はステージに残したまま,アキレス腱を伸ばすようなアンバランスな状態でベースを弾くという技を繰り出してきました。体幹強くなければできないのでは。
めちゃくちゃ近くで見れたのは良いけど、「私の頭が邪魔で後ろの人達見えないのでは。かがんだ方が良いのだろうか?」と考えているうちに高木さんはステージに戻っていきました。ああいう時って何が正解なんですかね?私は背が高くないのでベース&高木さんは私の頭よりもかなり上にあったと思いますが。
名曲中の名曲「棒人間」(私はこの曲は本当に完璧だと思ってます)
途中でおまえたちの皆さんで大合唱。ギターの部分も歌うほどの盛り上がり。いいなぁ、こういうの。
カ:月曜日からバカだなーおまえたち
で締めくくられました
BREIMENはアンコールをしないのですんなり終了。アンコールはなくて良い派なのでスッキリ終わって嬉しい。
終演後も会場内は和気あいあい。おまえたちの皆さんも本当に素敵でした。
会場の外に出る時にメジャーデビューに関する号外が配られました。
最後の最後まで楽しませてくれる、本当に楽しいライブでした。
先日BREIMENがメジャーデビューしました。
アルバムの初回限定盤にこのCOME BACK TO BREIMENの東京公演のBlu-rayが付いてきます。
私も観ましたが、メンバーもスタッフさんもみんなが本当に楽しみ、楽しませようとしているとても良い映像でした。
噂によると残りが少なくなっているようなので、気になる方は要チェックです。
余談)私はOriginalLoveのファンなのですが、最新アルバムの中に「月と太陽」という曲があります。作曲は田島貴男さんなのですが、ご本人が仰るには作詞が進まず締め切りに間に合わないということで、フジロックで一緒になった高木さんに作詞を頼んだそうです。田島さんが作詞を他の人に頼むのは非常に珍しい事で、両者のファンの私にとってはめちゃくちゃ嬉しいことでした。高木さんはすぐに作詞して田島さんに送ったそうなのですが、歌詞だけでなく、その設定などもずらずらと説明してあり、非常に凝ったものだったそうです。
実際にアルバムツアーの時に「月と太陽」を聴きましたが、演奏しているのも歌っているのもOriginalLoveのメンバーなのに、めちゃくちゃ高木祥太ワールド全開で、何度もステージ上を確認してしまいました。あの曲のときだけ別世界でした。他の会場で聴いた他のファンの方も同じ感想でした。高木さんの歌詞にはなにかとてつもないパワーがあるように思います。
実は、チケットを申し込んだときに若いおまえたちの皆さんの場所にお邪魔するのだから後ろの方で観ようと思っていたのですが、蓋を開けてみたらなんと整理番号一桁前半をいただいてしまいました。散々迷った末、Xでそのことをポストしたところ、詳しい方に「整番が良い時は老若男女高低問わず好きなところで観たらいいです」と言っていただき、申し訳ないなと思いながら最前に行きました。周りのパワーに圧倒されながら観ましたが、周りのおまえたちの皆さんもとても親切で本当に良い思い出となりました。あのときのおまえたちの皆さんありがとうございました。