田島貴男弾き語りツアー
浜松窓枠
2024.3.20(祝日)
アクロバットたちよ
スーパースター
春のラブバラッド
バイク
海が見える丘
ZIGZAG
SAYONARAMATA
(Yogee New Waves カバー)
Perfect Day
(Lou Reedカバー)
四季と歌
即興「宇宙」
接吻
冗談
Music,Dance&Love
ソウルがある
ゼロセット
太陽を背に
帰りのバス
Bird
【アンコール】
好運なツアー
更新の順番が前後しますが、ツアーも終わったので熱が冷めぬうちに書いておきたいと思います。
ここ最近男性、特に若い男性が増えたように感じる田島さんのライブ。
今回も若い男性が最前列に数名いらしてました。田島さん嬉しいだろうな。
女性にキャーキャー言われるのは嫌だと昔仰っていたので。
窓枠の座席配置が昨年と異なっていて、前回までは左、中央、右の3ブロックに分かれたけれど、今回は左右2ブロックに分かれていた。自由席なので、真ん中に座りました。
窓枠は舞台右側からスタッフの方が開演の合図をライトで別のスタッフの方に送るのが見えるのですが、私はその瞬間が大好きで。会場の空気もそれまでの和気藹々な雰囲気からキュッと締まるように感じるのです。そして田島さんが出てこられた瞬間から皆さんテンション爆上がり。
【おおまかなMCの内容】
今車にハマっているという田島さんなだけあってMCは車の話が多かったです。
サーキットによく行って、ドリフトもできるようになった。他の車と平行にはまだ走れないけれど。以前はバイクにハマったりモトクロスをしたり。モータースポーツが好きなんです。モータースポーツをするミュージシャンなんてなかなかいません。趣味が増えると知らない世界を知ることができて楽しい。音楽を全く知らない友人ができて楽しい。
子供の時から横浜、神戸と海の傍に住んでいました。いつも泳ぎに行っていたので日焼けして真っ黒で、冬でも真っ黒でした。水泳も習っていた。泳ぐのが好きなんです。だから海の近くじゃないと生きていけないと思っていたけど神戸から福島に引っ越したら海がない!でも普通に暮らせました。また海の傍に住みたいです。
小説は読んでいましたが、今年になって映画を見るバイブスが来まして。バイブスの意味わかりますか?前情報は知らない状態で「Perfect Day」を観に行きました。古い良い音楽が流れるということしか知らなくて。字幕が出るまで誰が監督かも知らなかったのですが、本当に良い映画で。終わった後にひとり拍手してました。感情を表に出す人間なので。
※録音・メモは一切しておりません。聴覚優位人間なので耳から入った情報は情景と共にそのまま記憶しております。最近は加齢の為忘れることも多くなりました。きっかけがあれば思い出せますが、なかなか難しいです。全部書くと文字制限にかかるので大まかな内容です。
【去年から始まった即興コーナー】
(即興コーナーの説明が終わり、お題を募ってすぐ「宇宙」とお題が出て)
宇宙?宇宙か…やります!
(ギターをジャカジャカ)宇宙!宇宙!宇宙!(ジャカジャカ)宇宙!宇宙!宇宙!(ジャカジャカ)
前回よりも前置きが長く、明らかに困っているのが分かり、客も笑うに笑えない
「今、考えてます。宇宙!宇宙!」(客笑)
客がクラップをすると「やめて!プレッシャーかけないで(苦笑)」
これは長くなるぞと感じ時計をチェックしました。結果、超大作に!
「○○は宇宙」というのをひたすらリズミカルに繰り返す田島さん
(○○には太陽、地球、星など)
一定のリズムで同じ言葉を繰り返されたためなのか、途中で哲学的なものを感じ、ライブそっちのけで「宇宙と生命と物体の存在の関係性」について深く考え込みそうになりました。
最後は「宇宙はむずかしい」で終わったような…。
ほぼきっかり10分。他の会場の方も10分くらいと仰っていたので体感で分かっていらっしゃるのかなと思ったり。
カバー2曲は、実はセトリを知っていたので予習しました。ファンの方には大変申し訳ないですがYogeeがあまり好みではないので正直あまり期待していませんでした。ですが、実際に聴いてみるとめっちゃ良い曲!と感じました。改めて聴いてみます。カバーを聴くとこういう出会いがあるから嬉しい。
「冗談」は一度バンドで聴いたことがあり、もう一度聴きたいなぁと思っていた曲。シンプルになったぶん、くっきりと浮かび上がるメロディーの良さに感動でした。
「四季と歌」はとても好きな曲で、セトリ知ってたのにこの曲のことをすっかり忘れていて、始まった途端嬉しすぎて泣きそうになりました。
「帰りのバス」は「いつも一緒にいてくれてサンキューベイベー」と歌うところで、毎回照れくさそうにニコニコされているのを見るのが好きで(変態ですみません)
そして、会場の皆さんの様子を見るのが好きで(ド変態ですみません)
私はファン歴だけは長いけれど、事情がありライブへ行きだしたのはつい5年ほど前からなので、ずっとライブに通われていた方にとても感謝しているのです。私はCDを購入するくらいしかできなかったけれど、ずっとライブに通われた方がいらっしゃったからずっと活動して下さっているのではないかと思うので。いや、勝手に私が思っているだけなんですけど。もちろん田島さんのとんでもない努力があってのことですが。
窓枠は歓声&発声多いイメージだったのですが、今回は大人しく、「たーじーまー!」「たーかーおー!」コールが聞こえず。
そのためか、最後のBirdのみんなで歌う部分が大人しかったような…
そしてそのままで終わるわけがなく、徐々に客の歌声を大きく引き出す田島さん
いつもよりも長く歌ったような気がします
正面に持っていたギターを横にずらし左脚も横に広げ煽る煽る
おみ足が長いことは知っていましたが、座った状態だとあまり感じず。が、横に脚を広げたことで上半身との比率がわかり「めっちゃ脚長~!!」と今更ながらびっくり。
「好運なツアー」はワイゼンボーンで。美しい音が窓枠に響き渡りました。この曲を聴くと一年頑張ろうと思います。
弾き語りは春っぽいイメージがあり、温かな音で送り出してもらえる印象があります。
私にとって田島さんの弾き語りは、未来に対する不安や解決しようのない悩みなどから解放され、確かに今そこにある「幸せ」を感じる時間なのです。
今年は行けないかもとあきらめていた弾き語り。行けて本当に良かったです。