夜、次男がそわそわ。


どした?


『へっぽぽぽう』


なんて??!なんて?もう1回言って。


『へっぽぽむ』


なになになに??文字数変わったけど?


『へんへい』『へっぽぽむ』『ふかう』。??。


どうやら


「先生が使う『へっぽぽむ』を学校に持っていく」らしい。


なんだろう。


食べ物?

今、うちにあるもの?

冷蔵庫にあるもの?

遊ぶもの?

さわったことがある?

見たことがある?

軽い?重い?

何個いる?

どんな形?

何色?


YES NOで答えられる質問をして詰めていきます。それでも分からず。


学校で使う『へっぽぽむ』ってなんだろう。


頑張って伝えてくれるんだけど


わからない。


次男、泣いてしまいそうだったけど


泣くともっと聞き取れないから


『必ず伝わるから泣かない!もう1回教えて』


何度も言ってくれて


ついに長男が


『てっぽうとごむ』(鉄砲とゴム)じゃない!?ゴムでっぽう作るんだよ!ゴム持ってくんじゃない??


ヒラメキ!


あたり??あたり?


次男『ちがう』泣。


すると次男、いきなりジェスチャーつきで


『へんへいが ほーいんふ はてて ほーう』


!!!


先生がボーリングで立ててボールでたおすのね!!


『ペットボトル??!』


次男『そう!!!』


はぁぁぁぁーーー ペットボトルかぁ。

ボーリングのくだり、ぜひ最初に聞きたかったよ…


次男『むずかしかった?ごめんー』


がんばった!みんながんばったよ!


次男の諦めずに伝える姿にも、絶対に聞き取るからまかせろの長男にも


私は感動しましたよ。


他のおかあさんにLINEで聞いてもよかったけど、ちゃんと伝わるよ、って次男に知って欲しかったから諦めなくてよかった!


息子たちとハイタッチして抱き合ったわ✨

正解まで20分くらいかかりました…


次男もニッコリ◎みんなニッコリ◎


そのあと、『ペットボトル』を練習したけど、まだまだ正しい発音は遠そう。『ぺ』『ト』が言えないからね。


これが構音障害の現実ですね。


6歳半ですが、何を言っているのかわからない。知的には年齢相応だから、何を言っているか分からなくても 赤ちゃん扱いはできないし


学校に関わることなら、なおさら

わからない、で終わることもできない。


頭の中では『ペットボトル』の発音なのに、口から出る音は別の言葉。正しい発音が自分の耳にも周りの耳にも届かなくてイライラしたり悲しくなったり。


諦めずに伝えた次男はえらかった!


100点満点だし


長男の『鉄砲とゴム』も発想が素晴らしいから


長男も100点満点!


で、ペットボトル… ないなぁ…


買いに行きました。




ペットボトル4本買ってすぐに飲み切れないから


水筒に入れて、やかんとコーヒーサーバーにあけて


ごきげんで持っていきました✨


購入品