ベンチマークの技術 電子カルテへのIT投資額の比較

収益改善や経費削減のために、他の病院と金額をベンチマークしてほしいという依頼や質問を受けることがあります。

ベンチマークは簡単なものから難しいものまで、いろいろとありますが、簡単なものは単純にデータが掲載されているホームページを教えるだけです。

結構、多いケースは、受けた質問のデータが、厚生労働省のサイトに保存されているケースです。



厚生労働省のサイトには、いろいろな議事録や資料が掲載されています。しかし、資料の数が膨大にあるため、トップページから探しているテーマの資料を探し出すのにはコツがいります。

最近、受けた質問では、「電子カルテの投資額は妥当なのか、他病院の状況はどうなのだろう？」というのがあります。

でも、これ、平成18年度に厚生労働省から行なわれた調査で報告書が出ているのです。


▼▽ こちら　▽▼
医療のＩＴ化に係るコスト調査報告書


ただ、検索エンジンで調べようとしたらわかると思いますが、他病院の電子カルテの投資額を知りたい人が検索しそうなキーワードでは検索結果に表示されません。

日頃から厚生労働省のサイトを確認していて、どのような資料があるのか把握している人でないと、探し出せない情報なのでしょう。


私は、コンサルティングの仕事をしていく上で、厚生労働省がらみの審議会や分科会で話し合われている情報は常にキャッチしておかないといけませんので確認しております。

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