プリトビチェを夕方に出発し、再びザグレブに戻ったあとは、最後の目的地であるドブロプニクに向けて23時55分に出発する夜行バスで移動開始です。ザグレブからの夜行バスは23時発のものもありましたが、ドブロプニク着が朝になってしまうのでアドリア海沿岸の風景をいまひとつ楽しめないのではないかということで遅い便にしました。 ただ、この日のバスはサッカーのクロアチア代表戦が(恐らく)ザグレブであったために超満員!
なぜか立ち乗りの乗客までいるというアナーキーな状態で出発となりました。プリトビチェに行く前に夜行バスのチケットも買っていて正解でしたが、クロアチアのバスは座席指定で通路側の席でした・・・
バスは途中、2~3時間おきくらいにバスターミナルへ着きますが、右は初めてアドリア海沿いの町に着いた時の写真。 多分スプリットだったんだと思いますが、朝5時前に着いて半寝ぼけ状態だったのでよくわかりません。
クロアチアは文字もわからないし、観光地以外では英語もあまり通じないので誰かに聞くというのも物怖じしてしまいます。
このバスターミナルもどこだったのでしょうか? 看板にはPLOCEと書いてあったのでそんな名前の町だったのでしょうかね・・・
まわりは何もない所でした。さらに、ドブロプニクに着くまでにはボスニア・ヘルツェゴビナの国境を通過したりもしましたが、そこでは怒られそうなので写真などは撮れませんでした。
そんなこんなでバスに乗って約半日が経過した11時過ぎに、ようやくドブロプニクの街に到着!! 天気は5日間の旅で最も好天に恵まれ、すでに気温は30度近く!
前日は寝台列車で一晩を過ごし、この日はバスに揺られて夜を明かしたので熱気で肌がベトベトしてきて・・・
早くホテルに行ってシャワーを浴びたいという衝動に駆られながらもまずは旧市街を目指します。
バスでドブロプニクへ行こうと考えている方へ 今回の旅で到着したバスターミナルは、『地球の歩き方』に乗っているバスターミナルよりもさらに1キロほど西(新市街のほうの湾の近く)にありました。とても綺麗なターミナルだったのでもしかすると最近こちらに移動したのかもしれません。
歩くこと約40分。ようやく旧市街に到着しました。バスターミナルからの道は平坦ではなく、旧市街の近くまで上り坂が続くので、健脚の方でなければ歩くのはあまりオススメしません。 ちょうどお昼ということもあって旧市街は観光客でいっぱい。でも、レストランなどで食事をしている人は意外と少なく、750も暑さに負けて食事ではなくアイスクリームを食べてしまいました(笑)
旧市街は城壁に囲まれており、その城壁の上を歩くことができます。
城壁への入場料は50クーナ(約1,100円)
別にエレベーターやエスカレーターが付いているわけでもないのに高いなぁとも思いましたが、旧ユーゴの内戦で焦土と化した街を復興させ、今後も維持していくためにはこれくらいの入場料を取らないと難しいのかもしれませんね。ただ、この城壁から見る旧市街というのもナカナカ美しいものでした。

ひとしきり旧市街を歩いたあとは、今回の旅行2度目にして最後の宿泊先となるヒルトン・ドブロプニクへ。 2005年にオープンしたというこのホテル、宿泊客に日本人(恐らくパッケージツアー)が多かったのには驚きましたが、旧市街から歩いて2分程度、さらに海側の部屋を指定すれば旧市街も窓から眺めることができるという立地は文句のつけようがありませんでした。スタッフもみんな英語が堪能なので、今回の旅行中でもっともリラックスできる場所でした。
ちなみに、このホテル、本館と別館があり、今回泊まったのは別館のほう。なんだか外観はネットなどで見ていた写真と違ったので不安になりましたが、レストランやバーといった施設に直結していないという不便さを感じた以外は問題ありませんでした。

ここでシャワーを浴びたいという気持ちをグッとこらえ、再び散策へ出発します。今回の旅の最大の目的は、スルジ山という旧市街の背後にある切り立った山の頂上に登ること。 ホテルを出た直後から急な石段やら人っ子一人いない山道を延々と45分間歩き続けました。
そして遂に・・・
念願だった、旧市街を一望できる山頂に到着!

| この美しさ、ハンパじゃありません! |
歩くのが辛いという方は山の裏手から回り込む形で車道があるようなので、レンタカーやタクシーで山頂まで行くというのも手だと思います。正直、この山を登るのはキツイです。また、旧市街の周辺にはレンタルバイクもあるので、運転に自信のある方は1日250クーナくらいでバイクを借りて、新市街~旧市街などを巡るというのもいいかもしれませんね。
とにかく日本人に大人気のドブロプニクですが、この街の魅力は旧市街の中を歩き回るよりも、旧市街を外から眺めることにあると思います。
2年間で東はロシアから西はポルトガルまで、20ヶ国近い国を旅しましたが、まだまだ観光地化しきっていないクロアチアは今までの旅行先の中でも魅力たっぷりの国でした。