昨今の世の中の流れで、喫煙者を採用しない。という企業が増えていることはご存知の通りです。そのはしりとして星野リゾートが2013年に喫煙者は採用しない、という方針を明確に打ち出して話題となりましたが、その流れは止まることなく大きくなっています。

 

喫煙者を採用しないという方針を外に向けて明確に打ち出していない(何らかの理由で)企業も就職面接の一連の流れの中で『タバコは吸いますか?』、という質問を投げかける場合があると思います。

 

あなたが喫煙者で、その企業から内定をもらいたい場合の正しい回答は何でしょうか。

結論から言うと『いいえ、吸いません。』、です。

吸っていても吸いません、と言いましょう。

 

なぜならこの質問は100%ネガティブなものだからです。

自分自身の健康にも良くないもので、人の健康にも害を与える可能性のある行為(百害あって一利なし)ということが明確に分かっていることですので、この質問にYESと答えて良い結果を生むはずもありません。

 

この質問は、その人が持っている能力や知識、技術には関係のない生活態度と言えるものです。聞く方も最後の確認という意味合いも強く。この質問が出ること自体いい線まで行っている可能性があります。しかし、この質問にYESと言ってしまうとほぼ100%その企業とは縁はないでしょう。

 

タバコを吸う人は、吸いませんと言って、入社までに禁煙してすっぱりタバコは止めましょう。

この質問を投げかけた企業に就職した場合は、ハード面(タバコを吸うところが隔離された不便なところにあり狭いとか)、ソフト面(人事評価にいい影響を与えないとか)で良い扱いは受けません。

 

海外に出るとさらに厳しい体験をすると思います。タバコ代もばかになりません。

 

喫煙者の方は、『タバコは吸いますか?』と問われた場合は、『吸いません。』と答えて、タバコを止めるというのは如何でしょう。というご提案です。