実は社長になるときにやろうと思ったことが思いっきり裏目に出ました。
それは何かというと「新卒採用」です。
これからは理念に共感してくれる新卒を採用して、一から育てていこう、
それが会社の将来にとって大きな力になると考えました。
それで社長になった2008年に新卒採用活動を行いました。
2人ほど採用するつもりでしたが、結局甲乙つけがたくなり4人も採用したのでした。
その4人が2009年4月からまっさらな新卒社員として入社してきます。
ところが前年に起こったリーマンショックの影響で売上が4割も落ち、
リストラしないといけないのじゃないかという状況でした。
そこに仕事が何もわからない新卒社員が4人も入ってくるのです。
既存社員は口には出しませんが、今なぜこのタイミングで新卒を採用するの?
と思ったことでしょう。
もしリストラするなら、仕事がわからず役に立たない新卒社員からとも
思ったかもしれません。
しかし、希望をもって我社を選んでくれた新卒社員を辞めさせるわけにはいきません。
歯を食いしばってこの難局の乗り切らなければなりません。
この時は、少々何かあっても大丈夫なように、財務体質を強化しておかなければならない
と痛感しました。