大樹・風の性エネルギーが
そっと閉じたとき。
大樹が、
枝を広げるのをやめ、
風が、吹き抜ける向きを
整え直しただけ。
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大樹・風の性エネルギーは、
とても外とつながり、巡らせる力が強いエネルギーです。
人との距離。
言葉の往復。
場の空気。
それらを自然に感じ取り、
滞らせず、循環させていく。
大樹は
多くの枝で人を迎え、
風は
そのあいだを軽やかに行き来する。
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この性質があるからこそ、
大樹・風は
閉じるより、開くほうを選びます。
合わせる。
調整する。
空気を和らげる。
人と人のあいだを
つなぐ役割を、
無意識に担ってきました。
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でも、
外へ巡らせ続けるには
内側の安定が必要です。
誰かの期待に応え続ける時間。
本音を後回しにする習慣。
「感じのいい人」でいる役割。
それが重なると、
大樹・風は
自分の内側が乾いていることに
気づきにくくなります。
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大樹・風は、
突然すべてを断つことはしません。
枝を切り落とすことも、
関係を壊すこともない。
ただ、
風の通り道を減らす。
外に向かっていた流れを
静かに内側へ戻す。
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触れ合っていても
どこか距離がある。
言葉は交わしているのに
深く入ってこない。
それは拒絶ではありません。
巡りを止めたのではなく、
巡らせ方を
調整しているだけ。
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大樹・風の性エネルギーは、
「戻ってこられる場所」があってこそ
伸び続けられます。
無理をしなくていい場所。
本音を置いても崩れない関係。
それがあって、はじめて
外へ向かう風は
やさしく、長く吹き続けます。
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だから、大樹・風が閉じたとき。
それは
人に興味がなくなったのでも、
関わりを断ちたいのでもない。
巡りを一度、内側に戻し、
整え直している時間。
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無理に明るくしなくていい。
無理に広げなくていい。
大樹は
根が潤ったとき、
自然に枝を伸ばす。
風は
通っていい場所を思い出したとき、
また軽やかに巡り始める。
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閉じた大樹・風は、
巡りが止まった状態ではありません。
外へ向けていた流れを
一度、自分の内側に戻し、
使い方を選び直している最中。
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閉じた大樹・風は、
人を遠ざけたいわけでも、
優しさを失ったわけでもありません。
次に
どこまで広がるか。
誰と、どんな巡りをつくるか。
その選択を
静かに整えているだけ。
その内側には
人と人をつなぐ力と、
場を和らげるやさしさが
変わらず残っています。
大樹・風は
忘れただけ。
巡らせ方を。
戻り方を。
それを思い出したとき、
大樹・風の性エネルギーは
また自然に、
心地よい循環を
始めていきます。
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