<読み>功名富貴若し長なえに在らば 漢水も亦應(応)に西北に流るべし
<意味>この世の功名富貴が、もし永遠に続くものならば、漢水もまた西北に流れようとするものだ。
李白:唐代のみならず、中国詩歌史上において同時代の杜甫とともに最高の存在とされる。
今回は条幅で隷書
すべて※逆筆のため、私の大の苦手な運筆です。
※逆筆:起筆で進行方向とは逆の方向に入筆したのち、送筆に移る筆遣い。
隷書はもしかしたら書道の基本を知らない方が書きやすいのではないかとも思います。![]()
一種デザインを描く感覚に似たものがあり、
字間をゆったりととってまとめるには、画仙紙の大きさと文字のバランスを常に考えていかなくてはなりません。
天と地(画仙紙の上と下)を均等にあけ、更に字間を均等にする。
運筆どうこう言う前に、ここで躓いてしまうのです![]()
文字すべてを一枚におさめるという単純そうなことなのに、「水」一文字入りきらない・・・・なんてことが多発![]()
文字は扁平にまとめ、字間を広めにとります。
文字の書かれていない白い部分を意識して書くこと、ここが重要でした。
画数の多い文字は鋒先を利かせて書き、画数少ない文字は引き締めて、重厚にまとめます。
横画も重厚に書き、文字に重量感を持たせると、作品がまとまります。
特に気を遣った点は、線の太さ。
細い線も入れますが、普通に書くと作品が弱々しくなってしまうので、太い線を基準に細さを出すところ。
うねりながら、線が右上がりにならないよう、常にまっすぐとなるよう筆を運びます。
その時の自分の精神状態が文字にはっきりでてしまうのが怖いですね・・・・。
日々是精進・・・・。



