こんにちは!

 

戸建大家ビタミンです。

 

 

数日前に長男の卒業式が

 

有りました。

 

 

式典は素晴らしかったです。

 

前回歌ったのはいつだったか

 

覚えていない、君が代も歌って

 

 

 

卒業生から旅立ちの歌と

 

先生や保護者に向かっての

 

感謝のメッセージ

 

これで泣かないのは人間では

 

無いですよね

 

 

 

体育館で式典を終えたら

 

生徒達は教室に戻って

 

担任の先生からの最後のお話

 

を聞きます。

 

 

保護者は別室でリモートで

 

その様子を見られるように

 

して下さっています。

 

 

 

次女もお世話になりましたが

 

とてもいい担任の先生でした。

 

長男はこの先生に2年間

 

お世話になりました。

 

 

先生の卒業生に対する

 

愛情いっぱいの激励

 

女の子を中心にかなりの子が

 

泣いています

 

別室の保護者ももらい泣きです。

 

泣かされてばっかりですね💦

 

 

いいクラスだったと思います。

 

そんなクラスで小学校の最後の

 

2年を過ごせて長男も幸せだった

 

と思います。

 

 

行事が全て終了してみんな校庭で

 

記念写真を撮ったり

 

別れを惜しみながら残された

 

最後の時間を過ごします。

 

 

 

卒業生に先生と保護者を入れての

 

数百人が五月雨式に校庭の喧騒から

 

消えて行きます。

 

 

ほとんどの子は校区に有る地元の

 

公立中学に通うことになります。

 

なので、ほとんどの子は

 

6年通った校舎や教室

 

好きだった先生との別れは

 

寂しいけど

 

友人たちとはまた新学期に

 

同じ中学校で会えると

 

思っている筈です。

 

 

だいぶ経ってふと周りを見ると

 

校庭に残っているのは

 

ウチの長男を含む3人だけ

 

 

ひとりは親の都合で既に転居していて

 

この学校で卒業したいと電車で

 

最後の学期通ったようです。

 

 

もうひとりは地元の公立中学へ

 

そしてウチの長男は隣町の私立中学へ

 

3人が一緒に学校で過ごすのは

 

これが最後です。

 

 

その最後の一瞬を愛しむように

 

校庭で3人はしゃいでいます。

 

 

 

年齢を重ねるに連れて涙もろく

 

なると言いますね。

 

それは過ごして来た年月の中で

 

たくさんの経験をして来たから

 

感情移入の度合が違うからと

 

言います。

 

 

人生の最終コーナーを回っている

 

老父は思います。

 

 

人生で数々の出会いと別れを経験

 

しますが

 

まさかあれが最後の時間になるとは

 

ということもたくさん有ります。

 

 

そんなことなら、もっと話して

 

おきたかった

 

もっと伝えたかったことも有った

 

 

分かれを惜しんで無邪気に

 

はしゃいでいる3人には

 

そんなことは分からないかな

 

 

でもどこかに最後の時間に

 

なるかもの意識が有って

 

校庭を去る数百人のうちの

 

最後の3人になっているの

 

かも知れません

 

 

この状況を見て老父は

 

涙を堪えれなくなって

 

ひとり校庭の端に行って

 

佇んでいました。

 

 

これからもたくさんの

 

出会いと別れが有ると思いますが

 

そういう喜びや喪失感を

 

味わうことで大人になっていく

 

人生ってそういうもんだなと

 

 

子供の卒業式

 

小学校の6年間での成長振りを

 

目の当たりにして感動の涙を

 

流すのは普通のことだと思いますが

 

 

老父は最後の最後まで別れを

 

惜しむ子供たちを見て

 

泣けてしかた無かったです。

 

 

老父はそんな感傷的な気持ちを

 

引きづりながら帰宅しましたが

 

 

長男はケロッとさっきの3人組含む

 

小学校のゲーム仲間と早速

 

ネットゲームで遊んでいます。

 

 

いつでもどこでも誰とでも

 

簡単に繋がれる時代

 

卒業を永遠の別れみたいに

 

時代錯誤的に感じ

 

ひとり感傷的になってるのは

 

老父だけでしたね💦

 

 

でも長男もきっと

 

あの時間の意味を

 

何十年も経ってから

 

分かるかなと

 

そんな感傷を肴に老父は

 

ひとり晩酌をしていました。

 

 

本日も最後までお読み頂き、

 

ありがとうございました。