先日、退去した部屋のリフォーム費用の見積もりをお願いしました。

 

この部屋は5,6年賃貸していたので壁紙や床のリフォームは必要かなと思っていました。

 

1週間後、見積もりが届きました。

 

その見積もりを見て世の中の変化を再認識しました。

 

というのも、数年前のリフォームの単価と全く違っていたからです。

 

例えば、壁紙(クロス)の張替えの場合、数年前であれば800円/㎡程度でしたが、現在では1,000~1,100円/㎡となっていて、3割程度の上昇となっていました。

 

インフレの影響で資材が高騰、さらに人件費が高騰しているためです。

 

リフォーム費用が3割上昇すると、賃貸経営も圧迫しかねません。

 

都心の立地のよい物件は家賃を上げられますが、郊外の物件の場合、なかなか上げられないのが実情です。

 

入居者に長く入居してもらえればリフォームを行う頻度を減らすことができますが。

 

出来る限り、入居者にとって居心地がよい環境を整えることがある程度は必要かと思います。

 

また、リフォーム費用を下げる方法はいくつかありますね。

 

例えば複数棟を所有している場合にはリフォーム会社と専属契約することで単価を下げることができます。

 

他の方法としてDIYです。

 

すべてのリフォームをDIYでするのは難しいため、例えばクリーニング、シャワーヘッドの交換、パッキンの交換などの簡単な作業であれば自分で行うことも可能です。

 

これにより、リフォーム費用を抑えられますが、サラリーマン大家の場合にはなかなか時間を取ることが難しいですね。

 

ここでは割愛しますが、そのほかにも私はある方法でリフォーム費用を抑えたりしています。

 

 

このように、リフォーム費用も考え方や発想次第で抑えることができますので、自分なりの方法を見つけるのも賃貸経営には重要かもしれませんね。