ペットを飼われる方が増え、それに伴ってペット可物件も増えてきました。

実際、私の物件でもペット可物件があり、問い合わせはかなりあります。

ただし、ペット可物件にするにはいろいろなことを検討しなければなりません。

 

1.ペット可物件として募集するタイミング

  既にペット不可として募集して入居された方がいる場合、いきなりペット可物件  

  にするとトラブルの原因になります。そのため、それらの方が退去された後、又  

  はそれらの方の承諾を得た後にペット可物件にすべきでしょう。

2.最低限のペット仕様にする

  単にペット可物件にしても簡単には入居してもらえないことが多いです。

  ペットにとって住みやすい環境を重視するからです。

  ですので、例えば床材をペットの足腰にやさしい仕様のものに変えたり、壁紙を 

  消臭機能があるものに変えたり、共用部に足洗い場を設置したりするなど、通常

  よりも費用がかかります。

3.ペットフレンドリーな環境をつくる

  部屋内だけでなく、共用部(入口や通路など)にもペットに優しい環境

 (例えば、足元を照らす照明など)があると印象がよくなります。しかし、費用が      

  かかりますが。また、可愛いペット共生物件であることをアピールする看板など   

  を掲げてもよいかもしれませんね。

 

 

 これらは一部ですが、安易にペット可物件にしても入居者は簡単に決まりませんのでそれなりの覚悟が必要になるでしょう。