実際は、13.8%をはるかに超えている!
2日前にお知らせした、データ。
(賃貸住宅の空室率)
・ 全国平均 18%
・ 東京都平均 13.8%
・ 大阪平均 19.7%
これでも十分に驚きですが、その後、関係者で話していたところ、
「実際はもっと悪い数字になるはず。」
という意見で一致しました。
ぞれはなぜか…。
東京のマーケットについて言えば、フリーレント。
1か月程度は簡単に交渉できる状態になっています。
これは「賃料無料期間=空室と実質同義」、ですね。
かつ、建物オーナーさんが、仲介業者に支払う業務委託料・・・。
はっきりしたデーターはありませんが、水準が上がってきているように
思います。(オーナーさんの負担増)
空室と実質的に同じ意味合い(同義)、という観点で考えてみると、
① 成約時に、フリーレントが1~2カ月あったとする。
② その際に、オーナーは仲介会社に業務委託料を1~2カ月支払うとする。
③ 数年前まではテナントから徴収できていた、(ア)退去時の原状回復費用や、(イ)2年ごとの更新料が、もう取れなくなっている、とする。それぞれ1ヵ月分(×2)の収入をオーナーは失っているとする。
すると、
・ 入居者は平均して、4年程度で退去するとする。
・ ①②について、平均して1.5カ月(1or2カ月)×①②=3ヵ月
・ ③について、1か月×2(原状回復&更新料)=2カ月
オーナーは数年前と比較して、4年で合計5か月分の賃料を失っている・・・
と、言うことになります、これは実質論です。名目ではなく・・・・。
5か月÷48ヵ月(4年)=約10%
が、名目空室率と実質空室率のギャップ・・・、と言えるのではないでしょうか?
すると、実質の空室率=13.8%+約10%=23.8%(東京都)
「数年前には享受できていたが、今は失った収入」=実質空室、とした数字です。
「オーナーの厳しさは、名目空室率をはるかに超えている」
ということをお伝えしたかったので書いてみました。
吉川克弥 拝